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妖精の粉!ピクシーパウダー


こんにちは!くなぎうみです。
前回のダニエルスミスについて書いた記事が沢山の方に読まれたようで…!ありがとうございました!


画材研究を始めてから1ヶ月余り、こんなに読まれたのは初めてだったので嬉しかったです。
今回も、使ってみた画材のことを書いていきますので、お時間ございましたらどうぞ!


ピクシーパウダーとは


前回同様、世界堂の福袋に入っていたものです。それがこちら!


妖精の粉、ピクシーパウダー!!

ピクシーパウダーです!


詳細は、世界堂さんのリンクが分かり易いかと思います。自分が入手した色の他にも、沢山の色があるようです…!


簡単に言うと、キラキラなパウダーです。慣れるまで扱いが難しいですが、粉状なので、振りかけて水をスプレーすると綺麗に広がったりします!勿論、筆で溶かして使用することも出来る優れものです。

指で容器をトントンすると粉が出てきますが、分量の調節が難しくて、最初は失敗しました!!(慣れると大丈夫かも?)


素材は、マイカ(雲母)と染料のみ。シンプルですね!


入手した色


福袋に入っていた色は以下の通りです。


  • STRAW YELLOW(ゴールドっぽい)

  • SPEAMINT(水をかけると不思議な色になる)

  • AQUA LAGOON(安定の青)


試しにアルビレオに振りまいてみたが、染み込まず浮いた感じに。

STRAW YELLOWとAQUA LAGOONは、まさに黄色と青!!という色味をしていますが、SPEAMINTは粉の中に青、オレンジが入っているのか水をスプレーすると不思議な色になりました。これだけでも素敵な作品になりそうです。

水彩紙は、マーメイド紙やウォーターフォード、アルシュのような、凸凹した粗目が良いかと思いました。アルビレオも試しにやってみましたが、染み込まず浮いた感じに。乾くとそれはそれでやはり綺麗なので、作品の効果として使う場合や、使い道にもよるかもしれません。


実際に描いてみた


ちょうどATC(アーティストトレーディングカード)のマーメイド紙の余りがあったので、ミニサイズですが描いてみました!


①まずはダニエルスミスで下塗りします。最初に水を敷き、絵具を少しずつ落として滲みを作ります。


さすがダニエルスミス、グラニュレーション化した

②途中で撮るのを忘れてしまい、粉を振り撒いたところがないのですが(すみません…!)、ピクシーパウダーを振りまいて水でスプレーしたところです。粉が舞ったり、水が飛んだりするので、汚れてもいい雑巾や紙を敷くと良いかと思います!

良い感じに出来たら乾かします。


キラキラ!!

③完成しました!画像だとキラキラ感が余り伝わらないのですが、実際見てみると宝石のように煌めきます!



実は最近制作したこちらの作品にも使用していました。ハンガーのあたりにフワッとやりたかったのですが…ドバッと出てしまい分量ミスをしてしまいました!!でも、これはこれで綺麗かなと思ったので、そのままにしてみました。
イラストで使うというよりかは、抽象画やテクスチャとして使うのが良いのかもしれません…



作品に活かすには


分量がまだマスター出来ていない!ので、慎重にテストしつつ、背景などに今度こそちゃんと使ってみようと思います!他にも色があるので、パープル系も良いかなと思ってみたり。

スプレーで描くことをしたことがなかったので、本当に色の広がり方には驚きました。使ってみると楽しいので、見かけた際は是非遊んでみて下さい!そして、分量のコツが分かったら教えて頂けると嬉しいです!切実!!


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