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離婚まで175日

それからすぐにカフェを出て、
無言で家まで帰った。

「ちゃんと話そう」と言ったのは、彼の方だったと思う。

それは言い訳のオンパレードだった。

彼女は気の合う女友達の1人で、やましい気持ちはない。
来月は出張ついでに彼女と遊ぶ約束はしてたけど、ホテルは2部屋取った。
ただ、誤解されるようなことになったのは悪いと思っている・・・。

最初は冷静に聞いていたものの、
あまりにも馬鹿馬鹿しい言い訳ばかりで呆れ返った。

もうその辺りの記憶も定かではないのだけど、
最後は彼は謝り、二度とこんなことはしないと言われたと思う。

許す気は全くなかったが、解決方法がわからなかった。

だって、浮気相手からのメッセージを、目の前で受信するなんて、
そんなタイミング、誰が予想した?

突然すぎる展開に、頭が回らなかったのだ。


ー今日の教訓ー
まさか、は突然やってくる。

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