CAT'S FOREHEAD対談〜イラストレーターのパラレルキャリアについて。(映像)
CAT'S FOREHEADでの対談のコンテンツが仕上がりました。
Cat’s Chatと銘打って、様々なイラストレーターとパラレルキャリアについての対談をする企画です。
●前編は「プロのイラストレーターになるまでと、描けなくなるまで」
https://youtu.be/zkTZzCxB_IA
●後編は「『自分と向き合うため』のコーチングを受けたことで、新たな気持で絵に向かえた」
https://youtu.be/eAecRm_hK5w
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CAT'S FOREHEADはグラフィックアーティストのコーディネートエージェンシー『BUILDING』の映像制作ブランド『COO--COH』が制作されています。
CAT'S FOREHEAD(キャッツ フォーヘッド)は直訳すると『猫の額(ひたい)』。
同じ意味を英語では『There is not enough room to swing a cat in here』というそうです。
CAT'S FOREHEADを通じて世界中のユーザーが、
日本のグラフィックカルチャーの存在をまるでみんなが
猫の額ぐらいの小さな世界にいるかのように、
身近に感じられるようなコンテンツを制作したいと考えています。
できれば『猫の額』を英語に直訳した時に感じる、
ちょっとした違和感のようなものを楽しみながら。
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冒頭のイメージ映像はどちらもとても綺麗に映していただいて、年末最後のお仕事は気持ちよく完遂することができました。
話すことはお恥ずかしい気持ちもありますが、それ以上にとても楽しく、そして映像は美しく丁寧に作って頂いてます。ぜひご覧ください。
僕がバイクレースからイラストレーターになっていく様子や、最盛期をすぎてもがきながら不時着して倒れていく様子、メンタルトレーニングのコーチングの重要さと、どのように意識が変わり始めているか。などを、Building代表の森さんと対談させて頂きました。
森さんが僕のFBでのイラスト以外の異色な投稿などを面白がって頂いて、声をかけて頂いたその企画に乗っかり、尺も想定外のまさかの前後編!まだまだ日本ではデリケートに思える心のことについてもたっぷりと話させて頂きました。
この撮影で初めてお会いした森さんだったけれど、どこか共感できるオーラを放つ(森さんも根っこは芸術家、表現者なのですよね)森さんと、緊張しながらも初対面で話すことじゃない的なことまでも企画のオープンさに押され赤裸々に吐き出しています。
僕のイラストのことや人生に興味のある人がいるかどうかはわからないけれど、けれど、僕にはいつもこうして声をかけてくれる企業の方がいらっしゃったり、手の届くところで応援してくれる優しい友人たちがいて、その人に向けて改めて自分のことを話してみた。はたまた自分に話返すようなそんなスタンスのお話です。
ツボよくトークを引き出してくれた森さん、機材を遠く小田原まで運んでくれた森さん、根気よく撮影してくれた森さん、僕の要望を細かく反映して編集してくれた森さん。本当にありがとうございました!
見事に全部をお一人でこなされていてびっくり。しかし何人もスタッフの方がいるような状態だったら、きっと自分は億してしまったかもしれません。そのおかげで僕も肩の力を抜くことができたんだと思います。
まだまだ苦しいことも沢山あるけれど、それ以上に毎日発見することも沢山あって、なかなか醍醐味のある人生を歩いているな。そんな心境なところです。
後編の映像の中でも今後のイラストの展望を話していますが、再来年辺りを目処に、都内で自分の小説にイラストをつけた個展を計画しています。まだラフをちょっと描き始めただけだし、ペンキ屋さんとのダブルワーク。一体どこまでできるのだろうか…。
去年「ハピネス」という小説を書き上げた。
イラストレーターの主人公が自分の生き方と向き合う様。そして絵が描けなくなり、そしてまた出会いや心境の変化など通してイラストレーターとしての仕事に向き直す。そして一つの出会いを巡り幸せってなんだろう。そんな問いをもたらせるようなストーリーを描きました。
この映像の中でも話させていただいた僕の実体験と、こんな幸せな日々があってもいいよね。そんな創作のお話です。
思いを込めて書きすぎて感極まって泣きながら書きました。笑
その小説に自分が今まで仕事でしてきたように、表紙をイラストで描き、挿絵をイラストで描き、その世界を文章とビジュアルで表現する。
会場にはその世界のイラストとプリントされた文章が連なり、絵と文章を見ながら読みながら会場を一周すると、お話が完結する。そんな個展がしてみたい。そしてその世界を全部この目で見て味わいたい。そんな思いです。
ワクワクするなあ。