【精子提供で母になる】 (6)クリオス精子バンクの良さ

精子提供で選択的シングルマザーを目指す38歳です。同じ選択をした方、考えている方の心を少しでも支える事が出来れば嬉しいです。


わたしに残された卵子はあと半年分!
崖っぷち妊活スタートです。


わたしは最終的に個人間で精子提供を受けるのですが、海外精子バンクを利用するか最後まで迷っていました。

その海外精子バンクは「クリオス・インターナショナル精子バンク」です。

インターネット検索でもX等のSNSの検索でもすぐ候補に出てきます。

選択的シングルマザーという生き方

わたしは「選択的シングルマザー」という言葉をこのサイトで知りました。
「未婚で子どもを育てる」という生き方が、人生の選択肢、家族のひとつの形とはっきり書かれています。未婚でもごくごく当然にドナーを探せる事が、わたしには希望に感じました。
ここには、選択的シングルマザー向けの提供の受け方、心構えや準備のこと、子どもへの告知のことも書かれていて、とても貴重な情報を得られました。

ドナーを探して治療を受ける

提供の受け方は「自分で注入する」「クリニックで治療を受ける」の2択です。それによって、選べるドナーが変わってきます。
これから利用される方におすすめするのは、まずカスタマーセンターに相談することです。
わたしもメールで相談しました。詳しいお返事をスムーズにもらえるので、やり取りの中で自分に合った方法を見つけられると良いと思います。

使い方の流れについて

おおまかな利用の手順は次のとおりです。
①ドナーを見つける
②精子ストローを購入する
 (精子の運動率によって値段も違うので、どのくらいのものが良いかなどをカスタマーセンターと相談するのがおすすめ)
③窒素タンクに入った冷凍精子が配達される
 (国外からの発送なので時間がかかる)
④排卵日頃に注入または病院で治療

妊娠までは6周期程度はかかることが多いようです。なので費用は、
35〜40万円×6回=240万円
くらいを見込む必要があります。

わたしの決断 : なぜ購入しなかった?

わたしが1番悩んだのは、生まれてくる子のアイデンティティについてです。
子どもは外国人とのハーフです。わたし自身は、子どもがハーフでも純日本人でも全く気にしません。
でも、子ども自身は自分のルーツがきっと気になると思います。それが、母のわたしも行ったことが無い、名前も場所もピンと来ない国になる。
わたしは地方の田舎に住んでいるので、外国人の子はやっぱりまだまだ目立ちます。その中で子どもが自分の出立ちについて何ひとつ語れないことが苦しく感じました。

だからわたしは、日本人の精子提供を受けられる個人間精子提供界隈に足を踏み入れようと思いました。
どんな人がいるのか会ってみようと。そしてイメージどおり悪い人ばっかりだったら、クリオスに頼もうと。
クリオスはわたしの最後の砦でした。最後にはクリオスがあると思えたから、わたしは動くことが出来たのだと思います。


『安全性が高いクリオスはおすすめ!』

これが実際に動いてみたわたしの感想です。

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