Dr ストレンジをみてきた
今回は公開二日目に見に行くことができて大満足である。MCUの映画は必ず、パリの中心地にある大きな劇場で第1週、遅くとも第二週までに見に行くことにしている。なぜなら時間とともに、大きいスクリーンの部屋から小さいスクリーンの部屋へグレードが落とされてしまうからだ。
DrストレンジはMCUの私の個人的推しキャラ第二位で、この日をずーーーーーっっと楽しみにしてきた。ほんと長かったよ！！
ちなみに私的一位はトムホのスパイダーマンです！！基本的にケビンファイギ下のMCUはキャラクターがみーーんな魅力的だから好きなんだけど、とにかく愛さずにはいられないのがトムホのスパイダーマンなのだよ、、、。トビーマグワイア版も見たし好きだけど、それを圧倒的に凌駕してきたのがトムホとケビンファイギのスパイダーマン。アメイジングはみてないからそのうち見たい。それはまた置いといて、、、。
ここからは微に入り細に入り隅々までネタバレを含むので、鑑賞してから是非読んでください。
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ケビンファイギMCUの映画で好きなのは、会話が緻密に計算されてて面白いところ。カフェでアメリカ・チャベスとウォンと３人で話してるとこに「写真撮ったら嫌ですか？」と乱入してくる一般人とアメリカとウォンの発言に瞬間的に全員に順番に返事するYes, Yes NO!みたいなのとか。ていうかアメリカって名前どうなんだい？？スーパーヒーローとして作り上げた名前だからなんだろうけど、、、日本のヒーローだったらおい、にほん！いくぞ！とかいうセリフになるのか、、、？？
あとマルチバースで移動した先の世界では赤信号で進むというルールを発見した後、異動先の世界線での自分を探しにもどったら、自分の世界線で自分を裏切った人物から「おお兄弟よ！この日を待っていたぞ」と好意的に迎えられ不気味さに戸惑いながらも「赤信号で進め、だろ？」とか。うまいんだよなー！！こういう脚本の技にしびれちゃう。
冒頭で結婚式に出席し、元同僚？の医師と会話するスティーブン。
観客に（誰の結婚式だ？）と想像させつつ、
「でも君（スティーブン）は彼女を手に入れられなかったね」
の一言からのパパパパーン！クリスティー新婦として入場、とかもうまいなー！と思わずにいられず。唯一スティーブンの生え際が前すぎないか？おでこ狭すぎる、、、と気になったけど、多分あれは撮影序盤だったんだろうな、ヘアメイクさんが後半どんどん自然にしてくれていた。。。
今回ディズニープラスでしか見れないドラマのワンダビジョンは見れずに行ったんだけど、私としては十分違和感なく楽しめました。ただ、あそこまで取り憑かれるほど病んでいく過程が描かれているならば、みたいな、、、と思い、いまディズニープラスへの加入を検討中、、、。アベンジャーズの世界線では死んでしまったクイックシルバー（アーロン・テイラー＝ジョンソン最高だよな？！テネットの彼も最高だよ）を、X-menの世界線のクイックシルバー役の彼がワンダビジョンの中では演じているらしく！？マルチバースの証拠みたいで興奮しちゃうな？！（ストーリー詳細は全く知りません。ググってくれよな！ウインク）
今作で唯一救われなかったのはワンダ。あれで死んじゃったの？？あんなに強いのに？ファンタスティックフォーの人もプロフェッサーも赤子の手をひねるように一瞬で殺したほど強いのに、あんな崩落程度で死んじゃうのかな？？できたら死なないで、罪を償いながらも救いを得られる道を見せてほしい。このままじゃ一切救いの与えられないワンダはあまりにかわいそう。途中とかガチでホラーかよってくらい怖かったよワンダ。サム・ライ味。
しかしプロフェッサー出てきたのエモかったな〜！！前もって出ますよーって記事で書いてたのみてたけど実際見るとやっぱり興奮したぜ。他のヒーロー達は、「オイオイしょーがねーな俺たちが止めるぜ！」ってテンションで立ち向かって瞬殺されてたけど、プロフェッサーくらい頭がよいと、多分決して勝てないって実はどこかでわかってて、それでも戦うんだろうなって気づいた時、、、Ｘ-menシリーズでは色々仲間ともめた（雑な説明）けど、実のところは彼こそ真のヒーローといえるのでは？！と思ったり。ファンタスティックフォーは守備範囲外だったので、改めてみたくなりました。
スティーブンとクリスティーがうまくいく世界線がどこにもなさそうなのも切なかったなー。どうしようもなく惹かれ合っているのに、全てをコントロールしたがるスティーブンとはうまくいくはずがなかったと告げるクリスティー。そばにいるとスティーブンの弱点になってしまうであろうクリスティー。ヒーローであることを選んだ以上一緒にいられないのもあるんだろうな。トムクルーズのミッションインポッシブルでの恋愛っぽさがある。悲しい。
ワンダとスティーブンの対比が面白かった今作。大きな力を得たヒーローが、大切な人を失ったり、辛い出来事で我を忘れて取り乱した時。つい自分のためにパワーを乱用してしまう。しかしそれで巻き込まれ不幸になったり命を落とす人が出ても自分の正義を力ずくで通すのか。それとも目を覚まして目の前の苦痛を受け入れるのか。人間だからこそ感情があり、大切な人のために力を乱用してしまう。その危うさをいつもMCUは突きつけてくる。そしてヒーローたちは乗り越えなくてはいけない。スティーブンも自分が正しいと思う正義に基づいて、誰か（トニーやピーター）を犠牲にして世界の均衡を守ってきた。しかしマルチバースを移動する中で自分の傲慢さがいつも周りを苦しめ、困らせて大きな対価を払わせていることに気づかされる。だからこそ、今回は犠牲の上の解決ではなく、アメリカを生かすという決断ができた。どちらが正義でどちらが悪か、ではない物語がそこにはあった。
そしてまさかの別の世界線で死んだ自分の体を通して戦うなんて！！！その辺の描き方がホラーに定評のあるサム・ライミならでは。。。見た目が衝撃的だったから複雑な気持ちになるけど面白かった！！
そしてウォンが心配したように、死んだ体を利用したことで最後三つ目の邪眼のようなもんが開眼してしまう。どうなるんや？！はやく続き見たすぎる。
https://virtualgorillaplus.com/movie/doctor-strange-mom-post-credit/
こちらの記事がMCUでは４作通して主役を務めたのはソーだけだって言ってたけど、これがカンバーバッチ最後だったらやだよー！！シャーリーズセロンがいいとか悪いとかじゃなくてまだこのままカンバーバッチのDrストレンジがみたいんだよー！！
あとこの記事を読んでみて確かに！と思ったのは、アベンジャーズの誰もワンダを助けに（止めに）来ないのかーというところ。物語の尺問題とか大人の事情（卒業した人も）とかあるから仕方ないとしてもや、、、冷たいな、、、。と思うのは辛すぎるので、多分みんなが異変に気付く前に一件落着しましたとさ、って説を信じたいと思います。
ていうかチャン・チーではウォンが活躍したから、彼らも出てきてくれるか期待したけどでなかったー。早く色々なキャラが共演する世界にズブズブつかりたい！！
あとミッドクレジット&ポストクレジットの映像とかもMCUのすきなところ！
単純にワクワクするし、今後誰と誰が重なり合うのか？！というヒントになったり。そして最後の「it's over!」とかも面白かった。おい終わったぞ！さぁ帰った帰った！って感じで。この辺にも隠し要素がいっぱい詰まってるらしいのでその辺も先ほどお話ししたこちら⬇️の記事で是非読んでみてください。
https://virtualgorillaplus.com/movie/doctor-strange-mom-post-credit/
あと最後まで見ることでクレジットをじーっと眺める時間もすきなんだよなー。これだけたくさんの人が参加して作った映画なんだな、すごい規模だな、とか人間関係の機微がこの中にもたくさんあるんだろうな、って想像するのが好き。
とにかくこの記事をまとめると、面白すぎるだろ！MCU!!そういうところが大好きだぞ！！
興奮冷めやらぬ中綴ったので乱筆乱文失礼しました。
こちらからは以上です！