【月読み通信】水瓶座満月のメッセージ2023.08.02

満月ジャストタイムは8月2日3時32分。

水瓶座満月の宙*sora*模様

・水瓶座満月（7ハウス）
対人関係における節目を迎える雰囲気。
繋がるべき人と深く手を繋ぎ、離れるべき人は自然と去っていく。
無理に繋ぎとめようとせず、流れに任せる。

・乙女座水星（3ハウス）と魚座土星（9ハウス）がスクエア
繊細な分析とザックリした視点の対決。
必死で学んできたことが、天性の才能によって丸め込まれる雰囲気。
天才にはかないっこないと挫折するか？それとも踏ん張って継続するか？
学びの分岐点。

・獅子座金星（2ハウス）と牡牛座天王星（11ハウス）がスクエア
自己主張と独特な個性の対決。
持って生まれた才能に敵うものはないのか？持たざる者は敗北か？
後天的に獲得するものに対して、掴みに行くか？それとも諦めるか？
夢と希望の分岐点。

・乙女座火星（3ハウス）と牡牛座木星（11ハウス）がトライン
狭い視野を豊かな感覚で壊し、拡げる。
視点を変えることで見えなかったものが見えてくる。

水瓶座満月のサビアンメッセージ

水瓶座10度のサビアンメッセージは「一時的だと証明される人気」
A popularity that proves ephemeral.

10度は外の世界と積極的に関わることで、自分を変えていく度数。

水瓶座サインの資質は、広い融通性。
立場や肩書ではなく、意識を共鳴させて仲間を作る。

水瓶座10度のサビアンメッセージ「一時的だと証明される人気」は、人格やキャラクターというものは、生活のために構築したものであり、それらは所詮ニセモノだ、と告げる。

水瓶座10度は、アナタのローカルな要素（限定的な場面、特定された集団、閉鎖的なルール）を洗い流す。
立場や肩書、役割といったものを洗浄する過程で、アナタは、自分がいかに人工的で不自然なものを身に纏っていたかに気づくだろう。

人は誰しも、社会のなかで、なんらかの役割を演じて生きている。
ローカルな要素が増えれば増えるほど、人はいくつもの役を演じている。

水瓶座満月は「人格や役割は虚像である、なにものでもない自分に戻ろう」と囁きかける。

社会のなかで役割を演じることは、社会に適応するうえで必要なこと。
しかし、それが意識的で計算的であればあるほど、適応力は増すが、共感性は失われる。

アナタが意識的に、計算的に演じている役割を洗い流そう。
一旦、まっさらでなにものでもない自分に戻ってみよう。

月の対岸、獅子座10度のサビアンメッセージは「早朝の露」。
目に映るすべてのものは創造的である、と囁く。

なにものでもない自分。
人格だと信じているものは、所詮、虚像でしかない。
まっさらになって、社会へ同化することを諦めてみる。

自分の人格を虚像だと認め、社会への順応を諦めるには戸惑いが多いだろう。
しかし、対岸の獅子座太陽が「生きることそのものが創造だ」と、強くアナタを支える。

人工的なものが洗い流され、まっさらなアナタが現れる。
生きることが創造である限り、どれほど強く洗浄されたとしても、アナタが消滅することはない。

虚像が洗い流され、本質になったアナタ。

本質には、名がつけられない。
名はなくとも、アナタはここに在る。
名もないアナタの本質を、アナタの腕で抱き締めよう。

そんな水瓶座満月。

水瓶座満月のメッセージ

水瓶座サインは、固定宮で風のエレメント。

固定宮は、価値を同じ状態のまま所有しようとします。
つまり、頑固。（笑）
でも、風のエレメントなので表向きは軽快で爽快。

興味や行動といった表面的な部分はコロコロ変わるんだけど、空間に縛られることなく「自由に生きる」っていうのが水瓶座サインの特性。

変わること。

それは水瓶座サインにとっては「あり」なんです。
また山羊座サインに対する反発や反骨の精神が高いんで、社会に同化して染まるのはイヤ。

「自由と自分勝手の分岐点」

これが、今回の水瓶座10度の満月なんじゃないかな、と海猫屋は感じています。

宙*sora*模様にもあるように、今回は「学びの分岐点」だったり「夢と希望の分岐点」だったり、とにかくなにかしら分かれ道に立つよう。