【月読み通信】蟹座満月のメッセージ2024.01.14

満月ジャストタイムは1月14日7時27分。

蟹座満月のサビアンメッセージ

蟹座24度のサビアンメッセージは「南に向いた太陽に照らされたところにいる女と二人の男」
A woman and two men on a bit of sunlit land facing south.

24度は、サインのテーマに際限なく没入する度数。
蟹座サインのテーマは、集団内の協調性。

蟹座サインが囁く集団は、社会や組織といった大きなものではない。
サビアンにあるような女と二人の男といった小さな集団、三人寄れば公界。

理想的な共同体を実現させるために、閉鎖的な集団をつくる。
少数だけれども、いや少数だからこそ、徹底的に互いの協調性と共感性を追求する。

蟹座サインは「よい人」を目指す。
しかし、個性が際立つことをよしとしない。
なぜなら。
際立つ個性は排除の対象となり、それによって共感性を失うからである。

月の対岸、山羊座太陽24度のサビアンメッセージは「修道院に入る女」
厳しい規律がある生活に我が身を置くことで、社会を監視する。
これは孤立を意味するのではなく、むしろ社会の源流に戻ろうとする意識。

よりよき社会を構築するために今、求められる価値観とはなんなのか？
倫理観とは？道徳とは？

そんな問いを広く世界に投げ掛けても、無数の際立つ個性によって霧散する。

きっと、誰しもが温かな日差しの当たる社会構築を目指している。
穏やかで寛げる生活を求めている。
しかし、大きな組織はそれを受け入れようとはしない。

24度は、限度を超えようとする。
決して諦めない、理想とする共同体を創造するためならば。

同じ価値観や倫理観を持つ人と、愛情を糧として強く結びつく。

そんな蟹座満月。

蟹座満月のメッセージ

内側から外側に向かって、積極的に開いていこうと囁いた山羊座新月。
なぜなら閉鎖された共同体は、長く生存できるものではないのだから。

しかし一転。
小さな閉鎖的集団の構築を勧める蟹座満月。

大きな共同体が、必ずしも外に開かれているとは限らないということ。
むしろ、大きくなりすぎたことで保護主義が強く働き過ぎているということ。

アナタは、異なる価値観や思考に積極的に触れたことで、大きな共同体であっても新陳代謝がなければ、閉鎖的になってしまうことに気づきました。
閉鎖的な共同体は、いずれ内側からヒビが入り壊れていくことを知りました。

もしも、今、アナタが所属する共同体が閉鎖的になっているとしたら？

きっとアナタが、アナタと価値観や倫理観を同じくする人たちが。
協力し合いながら、内側にヒビを入れ、外側に開いていくのだと感じています、海猫屋的に。

しかし外側へと開く力は、決して暴力であってはなりません。
なぜなら。