何が必要で何を捨てるかのお話。
受かった人間、落ちた人間、注目される人間、見向きもされない人間、真っ直ぐなやつ、曲がったやつ、持ってるやつ、持ってないやつ、全て捨てたやつ。
僕はできた人間ではないから、好きだったものに本気で向き合って見向きもされなかった時、今までのように素直に観ることができなくなる。あんなに好きだったくせに興味が無くなる。今までとは逆のことをやろうとする。
おめでとうなんて言わないし、僕が通れない道のことはどうでもいい。
最近は人生土台を創るフェーズの後半戦に差し掛かった気がしていて、以前のような無限に力が湧いてくる感覚は無くなりました。倒れたらなにくそって立ち上がる力はありません。ただ受け止めて黙って立ち上がる。自らの力の弱さを受け入れる日々です。
これ以上は上がれない気がします。ネガティブなのか?ちょっと違う気がします、納得しているというか、病みとは違う頭は冷静で分かっています。
これ以上は上がれないならどうしたらいいか。
今あるもので十分足りているし、もっと捨てればもっと軽くなる気もします。
人生後半戦って持ってるものが少ない方が強い気もします。荷物は軽い方が遠くまで行ける。捨て始めるにはまだ早い気もしますが。でもいま山の頂上にいる感覚です。
眺めも良いし、欲しいものは手元にある。
まだ上があるのかな。あったとしてもあまり登る気もしないです。今いる場所は十分綺麗だし、満足なんですよね。
人間捨てたぶんだけ強いと思う。
もう捨て始めてる気もします。研ぎ澄まされていく。何が必要で何がいらないか。必要なものまで捨てないように。
生きるのにはお金が必要だけど、持ってるものが少なければ必要なお金も少なくなります。
家、車、恋人、持たなければ負担は軽くなる。今の時代、月に1000円もあれば映画やアニメは好きなだけ観られるし、絵だって工夫すればそんなにお金はかからないで描ける。みんな何かのために頑張っているけれど、僕は最小限の必要な力で生きたいな。
興味がある方向へ自由に突き進む。壁があるなら避けるし、問題が起きれば工夫する。
もう何もいらない。手元にあるものを大切に。誰にもつかないし、誰にもつかせない。
俺は俺の道を行く。
残りの人生全てを手に入れたから全てを捨てていく。
自分に合った生き方を探して試行錯誤しながら自分のスタイルを見つけていくのが生きることなのかなと思います。