2009年07月01日 ORIGINAL LOVE “HOT STARTER 09”ツアー at 渋谷CLUB QUATTRO

これも某所に載せていたメモ。当時、オリジナル・ラブはアルバムが3年出ておらず、ツアーも2年ぶり。情報も少なくなり、何となく心配していた頃でしたが、4人編成のクアトロ&AXのツアーはそんな気分を払しょくする力強く爽快なもので安心したことを思い出します。

田島さんはこのツアーの翌年に2回、2011年の夏に1回と、2年間で計4回、東名阪のクアトロ+渋谷AXでツアーを開催、アルバム「白熱」へとなだれ込み、更に「ひとりソウルショウ」をスタートさせます。今から思うとこのツアーがオリジナル・ラブ再始動のきっかけになったようにすら感じますね。

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(2009年7月29日のメモ)

名古屋クアトロ20周年を記念してクアトロから出てほしいと頼まれたことが発端となったというこのツアー。今回はホーンもキーボードも入らず、田島を含めた4名によるシンプルな編成で、長年オリジナル・ラヴをサポートしてきた佐野康夫さんに代わり、今回のドラマーは古田たかしさん。非常にタイトな演奏を軽々とこなす強者バンドに、観客を激しく煽る田島さんのギター、そしてブレの無いボーカル。20年で一回りして、オリジナル・ラヴはここに戻ってきた・・・そんな思いに駆られてしまう素晴らしいステージでした。

作ったばかりの曲と言いつつタイトルが「ディランとブレンダ」だったり(※後の「カミングスーン」)、「自分も20年を振り返ってみようかと思い、20年前のシャツを着てきた」とか「暑いので灼熱という曲をやりました」といった適当なコメントを連発してみたり、ギターのチューニングを延々やった挙句「なんだかわかんねえや」といって客席の爆笑を誘ったりと相変わらずの「田島節」全開でしたが、そんなキャラも愛嬌。

シルエットもすっきりし、髪型も初期のリーゼントスタイルとイメージも含めて以前の姿に戻り始めているような気がします。最後の「プライマル」の弾き語り、良かったなあ。何か色々面倒なものを捨ててきたかのような明るさに溢れ、新たなスタートを予感させるライブにとても爽快な気分で会場を後にしたのでした。

01. BODY FRESHER
02. ORANGE MECHANIC SUICIDE
03. スターター
04. DEEP FRENCH KISS
05. 灼熱
06. DARLIN'
07. 少年とスプーン
08. 夜とアドリブ
09. GLASS
10. Bird
11. ショウマン
12. 恋の彗星
13. 哀しいノイズ
14. Tender Love
15. 接吻
16. ディランとブレンダ
17. 希望のバネ
18. 朝日のあたる道
19. JUMPIN' JACK JIVE
20. ORIGINAL LOVE (BODY FRESHER II)
21. 夜をぶっとばせ

encore 1
22. 曲名未定
23. 個人授業
24. R&R

encore 2
25. プライマル

田島貴男 Vocal, Guitars
木暮晋也 Guitars
鹿島達也 Bass
古田たかし Drums

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