(57)諦める
*記事をプラスしました*
諦める時は諦められるんだね。
自分でもびっくり。
スパっと長年の縁も切った。
ほんとうに切ったんだよ、LINEはブロック削除、ツムツムからも消えた。
某SNSもアプリを退会した。
彼じゃなくて、あの人とのことね。笑
誰か他の人と抱きあう彼を想像してみる。
それでもまぁいい、縁が無かったねと思った。
誕生日クリスマス年末年始は会えないと言うことを乗り越えられないだろうし、わたしは嫉妬して疑いの女に成り下がる。嫌だ。
木曜日、会うのはお休みでいい?と言われてソレナラと爆弾を落とした。
この前彼の苛立ちを垣間見て少し距離を感じていたし、帰宅に時間がかかる物理的距離を彼が面倒と感じてしまったら、それはもう会えない。
夏、会えない日があって、調子が悪いなら仕方ない時があった。
あのあと車の助手席のマットに犬の毛らしき物が付いていた。
ドア側のマットの横に。
言わないでおこうと思った。
そのまま夏から秋の旅行まで過ごしたわけだ。
下に買い物に行く、と言っていた時のこと。
そしてこの前会って後ろのドアを開いて荷物を置いた時、犬の毛が後ろの席の背もたれの下にあるのを見た。
わたしと会ってから点検にも出している車。
マットは綺麗になってたし、今まで後ろの席のことは気になったことがなかった。
まして別れたのなら綺麗に掃除する。
わたしと付き合い始めたわけだから。
まだ別れてなかったんだ、ずっと思っていた。
まだだから待たされていると。
思っていたのが確証に。
わたしがこれを言えば、もう終わるだろう。
言ってしまった。
他の人に会うの?と。
会わないし予定も無いし、勘繰らないでよと。
マットに犬の毛ついてるよ。夏についた。
まだ別れてなかったんだねと。
別れてるよとは言った。
でも犬のことは否定しなかった。
否定したら嘘をつくことになるから?
わたしの勘違いならそう言って、と言ったら勘違いとひとこと。
でもそう、確定だよね。
疑いながらも、そのあと会った時、やっぱりにゃーこは気持ちいいと言った、あのひとこと。忘れていない。
やっぱりとは?と突っ込みたかったが、我慢した。
普段嘘をつかない人には発動しない嘘センサーは、自分にも彼にも向けられていた。
勘は当たるし嘘は見抜く。
怖い!笑笑