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英語の文章力を高めたいあなたに!ingの大事な用法

あなたは英語で上手な文章を書けるようになりたいですか?

英文を書くとき、覚えておくと良い文法があります。中でも、ingを使った表現は色々な用法があります。

つまり、ingの用法を覚えればあなたの文章表現の幅が広がるのです。

ぜひ、今回のブログをあなたの英文力向上に役立ててください。また、英文作成については私の過去のブログでもご紹介しています。ご参照ください。

文章を"ing"でつなぐ

あなたは関係代名詞の文法を覚えていますか?who, which, that等で、その前に来る名詞や文章を補足する文法です。

ここでは、文章を補足する関係代名詞の使い方に注目します。つまり、こんな文章です。

This summer is going to be very hot, which leads to increased consumption of electricity.

ここでは、関係代名詞は","の後の"which"です。このwhichはカンマ前の文章全体を受けています。

「今年の夏はとても暑くなる」という文章を受けているのです。

それを受け、which以下の文では「電力消費が増えるね」と続けています。

ポイントは、このwhichを省略できるということです。どうやってでしょうか?

それは、whichの次の動詞に注目してください。ここでは"lead"が動詞です。

その動詞に"ing"をつけることで、whichを省略できるのです。不思議ですね。

結果、文章はこうなります。

This summer is going to be very hot, leading to increased consumption of electricity.

文法は覚える

不思議ですが、文法とはこういうものです。なぜこのような文法が生まれたのかはわかりません。しかし、大切なのは文法を覚えることです。

英語を苦手とする人の傾向の一つに、理屈を求め過ぎることがあります。

なぜこのような文法があるのか?と考えだしてしまうタイプです。

しかし、語学の習得においてそれは重要ではありません。なぜか?ではなく、そういうものとして受け入れることに集中してください。

理由、論理を求めることは確かに勉強になります。しかし、それにとらわれ過ぎると行き詰まって前に進めなくなるのです。

そこまで行き着いたら、もう諦めて覚えるのが最善です。今回は、whichが省略できてその代わりに動詞にingがつく、ということを覚えてください。

例文

この文は2024年7月20日のFinancial Timesの記事です。

ここでは、上で説明した関係代名詞の用法が2つ出てきます。

1つ目はwhichです。これは、"The outage~"から始まる文を受けて次に繋げています。

そして、次の文では同じ構造ですがwhichが省略されています。本当は", suggesting"は、", which suggests"です。そのwhichが省略され、suggestsがsuggestingとなっています。

これが、関係代名詞whichを省略して動詞+ingでつなぐ文法です。

結論

"ing"を使った文法は多くあります。そして、それに慣れることであなたの文章の幅が広がります。

今回は関係代名詞whichを省略するing文法をご紹介しました。前の文章を受ける関係代名詞を、動詞+ingで置き換えることができます。

次回もingを使った英文法をご紹介します。ぜひ私のブログを参考に、あなたの英語の文章力を磨いてください!

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