6月の終わりに水無月を食べる
6月30日。今日で今年も半分が終わり。
今年の前半はどんな半年だったでしょうか。緊急事態宣言やらまん延防止等措置やらで、相変わらず不自由の多い6か月でしたが、個人的には、5月の終わりに帯状疱疹にかかったこともあって、健康の大切さをあらためて感じました。
そこでこの節目の日に、「水無月」を食べることにしました。
「水無月」とは、ういろう生地に小豆をのせた、三角形の和菓子です。小豆は邪気払いや悪魔祓い、三角の形は氷室の氷片の形で暑気を払う意味があるとのこと。京都では夏越祓のときに、過ぎた半年の穢れを祓い、残り半年の無病息災を願い食べる風習があるそうです。
今年前半の穢れを祓い、後半の無病息災を祈る。これは食べるしかないでしょう。
調べてみると、家でも作れそうです。小麦粉と白玉粉、砂糖に水を加え、電子レンジでチンして上に甘納豆をのせるという、簡単レシピを発見したので、早速作ってみました。
なるほど、かんたんに、柔らかくてもちもちの水無月が出来上がりました。
味も食感もよかったのですが、もちもち過ぎて、包丁で切るのが難しく、きれいな三角形になりませんでした。
これでは暑気も邪気も払えそうにありません。
餅は餅屋。結局、デパ地下の和菓子屋さんで水無月を買ってきて食べました。
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