閉会式のEXOのパフォーマンス「坊主の人が気になる」人へ
冬季北京五輪が始まって、6日が経とうとしている。
冬のスポーツは(というかスポーツ全般)が苦手な私だが、連日の日本選手の活躍には感動するものがあるし、やはりオリンピックは世界の祭りでテンションが少なからず上がる。
そんな中、4年前の平昌五輪ことを思い出す。4年前の2月中旬、私は大阪の京セラドームにいた。EXOのライブツアー「The ElyXion」のオーラスを見るためだ。
当時大学4年生で卒業を控えていた私は、卒業旅行で国内外を飛び回っていた。大阪に行く前日は北海道にいたし、大阪から帰って翌々日にはフロリダに行く予定だった。アラサーになった今では考えられない鬼スケジュールだ。1月にさいたまスーパーアリーナで初めて見た「The ElyXion」が忘れられなくて、オーラスを見ないと死ねないと一人で大阪に行くと決めた。
2018年2月24日「The ElyXion in JAPAN」のオーラスが大阪で終わった日の夜 カーリング日本女子が銅メダルを獲得していた。ホテルで撮ってた写真がブレブレで酒が入っていることがわかる。
翌日2018年2月25日
私は東京に戻り、EXOはすでに韓国に戻り平昌にいた。平昌五輪の閉会式に出るためだ。
閉会式を見ながら、私はとても不思議な気持ちになった記憶がある。EXOは五輪の閉会式という大舞台に出る直前に3時間を超えるライブを海外でこなしているのだ。私からすると昨日大阪で見た推しが、全世界に放送される五輪の閉会式に出てパフォーマンスをしている。本当にうちの子たちだろうか…と思った気がする。
そして、Twitterではこんな内容がトレンドに。
このトレンドが出たとき、推しが「ついに見つかった」と思った。
今思えば、すでに日本でドームツアーをやり、五輪の閉会式に出て、主演映画もある推しが「見つかっていない」という状況のはずがないのだが(笑)
EXOという大スターに焦がれていただけなのにも関わらず、私はどこかでやはり彼らを応援しなければいけないと思わせるような対象だったんだな。と思う。それが4年前の不思議な気持ちの正体かもしれない。
4年が経った。EXOのCDやグッズをリサイクルショップに出したりメルカリに出品している。
私にとってEXOは「推し」ではなくなった。
EXOの曲は本当に大好きで、今もシャッフルで曲を聴きながらnoteを書いているが、「とんでもねぇ曲だな」(もちろん最高レベルのいい意味で)と思っている。EXOはKPOP界の宝であり王者である。
彼らが兵役に行っている間に、私も社会人として社会の荒波に揉まれたり、新しい推しと出会ったりしてようやく気づいた彼らの偉大さ。推しなんてものでは言い表せない。
いつかまたEXOが大きな舞台に立つとき、きっと今日みたいに、大事な想い出を思い出す日がくるだろう。そんな日を心待ちにしている。