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活動報告 - 工場の片付け② (2021年12月11日〜12日)

こちらのnoteは、2021年12月20日にうみらぼ代表・川野が公開したものを「うみらぼ・伊勢志摩」noteにて再アップしたものです。


このプロジェクトは?(初めて見る方向け)

三重県・志摩市にある、実家の真珠養殖工場を別の形で再生させる活動をしています。

今回は、真珠養殖工場跡地の片付け作業の進捗と今後のクラウドファンディングに向けた準備活動のご報告です。

どんなプロジェクトなのか、これまでの過程は以下のnoteを宜しければごらんください!

今回、実施したこと

2021年12月10日〜11日の2日間、船でしかアクセスできない実家の真珠養殖工場跡地の片付け作業と崩れかけていた岸壁の護岸作業を行いました。

真珠養殖工場の場所(三重県志摩市)
船上からの工場外観

前回の作業に続き、沢山の方のご協力をいただきました。北海道、東京、名古屋、神戸、県内各地、そして地元志摩市の友人に参加していただきました。

また、当日はメディア様から本取り組みへのご取材をいただきました。有難いことに、がっつり片付け作業も手伝ってくれました。後日、素敵な記事をだしていただくことに期待していますw

片付け作業は順調に進み、最初のジャングル状態から見違えるほど綺麗になりました。そして波の侵食をうけていた岸壁の一時的な護岸も実施できました。

左が片付け前、右が片付け後
土嚢による簡易護岸

また、工場の中も10年前から手付かず状態からすっきりと片付きました。

工場内片付け前
工場内片付け後

完全に片付いたとは到底言えないですが、当初と比較すると大分前進したように思います。朝から陽が落ちるまで、ハードな作業にお付き合いいただいた皆さんには本当に感謝の言葉しか見当たりませんm(_ _)m

真珠筏用のバールのうえで休憩する図

そんな作業後に見る夕陽は言葉に表現できないくらい綺麗でした。改めて、この場所を残すことに意味があると認識し、多くの人に訪れて見ていただきたい思いが強くなりました。

工場から見える夕陽

今後について

残りの工場跡地清掃作業や、傷んだ桟橋・筏の修復作業、そして真珠工場の再生に向けたクラウドファンディングの準備を進めています。

  • この場所をどう残したいのか?

  • 誰に来てほしいのか?

  • どのような活用をしてほしいのか?

  • 訪れてくれた人にどんな感情をいだいてもらいたいのか?

  • それが志摩市をはじめ、世の中にとってどう還元されるのか?

等々、さまざまな方のご協力を得ながら言語化を進めています。
その中で、自分が本来やりたかった夢や、何に幸せや喜びを感じるのかにも紐づいてきていることを実感しています。

以前よりも両親と頻繁にコミュニケーションを取ることになり、これまで気付かなかった一面を見ることもありました。両親がどういう人なのか、より理解が深まり、前よりももっと尊敬できるようになりました。

自分としては親孝行のつもりで始めたのですが、実は私の方がたくさんのものを両親から受け取っているように思います。

父と私

また、地元の友人、高専時代の友人、仕事仲間、趣味の仲間、友人が連れてきてくれたそのまた友人達がごちゃまぜになって、真剣に共通のプロジェクト・作業に取り組み、さまざまなご縁で集まったそのメンバーが笑顔で団欒している様子を見ていると、自分はこういう瞬間に出会えることが一番幸せなのかもしれないと思うようになりました。

基本的にはすごく大変ですがw
「好きな場所で、好きな人と、好きなことをする」
それが出来る喜びを噛み締めています。

次回は2022年1月2日〜1月3日

次回、新年早々に工場跡地の清掃の続きと今後の活用イメージ動画・写真撮影を行う予定です。活用イメージは大きく分類すると、

  • 働く:テレワーク、浜辺打ち合わせ、焚き火のまわりでビジョントーク

  • 癒す:テントサウナ、海・水風呂、筏の上で外気浴、昼寝、ヨガ・瞑想

  • 遊ぶ:BBQ・筏の上でボードゲーム

をイメージしています。

道のりは長いですが、小さく始めて、機能・ニーズを検証しながら、
一歩ずつ前に進めていきたいと思います。

Twitterでも活動報告をしていますので、よろしければフォローをお願いします!