大航海 第10巻 インドネシア
多島海の船乗り〜オランダの登場〜
収録地:インドネシア = スラバヤ、スラウェシ島(ウジュンパンダン/現マカッサル、タナベル、ビラ、アラ)
オランダ = アムステルダム、ホールン
収録「世界遺産」:ボロブドゥール遺跡、帆船ピニシ
ポルトガルやオランダが来る以前から、アジア多島海にはイスラーム港市が栄え独自の交易圏ができていた。島々は船で結ばれ、優秀な造船術と航海術を持つ海の民ブギス・マカッサル族がアジアの海を走り回っていた。そこに、勢いの衰え始めたポルトガルに代わってオランダが、香料貿易の独占を図って進出する。海の民はオランダに背く者、従う者に分かれ戦い始めた。
アジアの海民は、大航海時代を築いたヨーロッパの航海術に劣らぬ技術を持っていました。第10巻 では、インドネシアの木造貨物船ピニシの航海に同乗。誇り高きブギス族の船長と若い船員たち、そして港に集まるナマコなどの海産物を通して、アジアの海民の歴史と今を伝えます。ピニシの造船所では、図面を持たず経験と勘で作業する船大工たちを取材。船大工の結婚式も、棟上げ式も伝統に則り行われていました。そして、インドネシアを武力で制したオランダ人ヤン・ピーテルスゾーン・クーンの残虐さに触れます。ナツメグ園主はオランダ軍人の子孫でした。
第10巻の レンタル鑑賞はこちらから https://vimeo.com/453619219
全巻レンタル鑑賞はこちらから https://vimeo.com/ondemand/vascodagama
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