甘いものを辞めてみる。
ミニマリスト …というと「持ち物が少ない」
そんなイメージがありますよね。
わたし自身、持ち物は少ないほうだと思います。
ただ「物」だけでなく
必要のない「習慣」を手放すことも大切だと
感じています。
必要のない物を手放すと同時に
必要のない習慣を手放すことで
より「本当に自分がしたいこと」に
時間もお金もかけることができると思うからです。
その習慣のひとつに「甘いものを辞める」
というものがあります。
「甘いものは別腹」
「甘いものを食べないとやっていられない」
以前の職場では、そうして必ず甘いものを食べていました。
(正確には、周りにあわせて食べていた…のですが。)
本当におなかが空いているわけでもない。
けれどなんだか口寂しく感じ
甘いものを口にしてしまう。
そうすると、甘いものを食べないと、メンタルの浮き沈みがはっきりしてきます。
甘いもので血糖値が急激に上昇し
食べた瞬間は「幸せ」を感じますが
血糖値が急激に下がっていくと
鬱鬱・苛々へと繋がりやすくなります。
また白砂糖は、体内のカルシウムを奪うため、
イライラしたり、情緒不安定になりやすくなります。
そして白砂糖を消化する時に、ビタミンB1が使われるため、欠乏しやすくなり、疲労・めまい・頭痛などを起こしやすくなるとも言われています。
デメリットが多いものの、簡単にはやめられない。
それは白砂糖は依存性がなせるもの。
案外、本当に食べたいのではなく
依存性がでて、欲しているのかもしれません。
甘いお菓子を
果物やドライフルーツ
干し芋や甘栗など。
できるだけ自然そのものに近いものに変えたりするのもいいですね。
一番はしっかりバランスよく食事をとること。
それでおなかが空かなければ、おやつも必要なくなるのです。
もともとおやつの役割とは、胃が小さく1度にたくさん食べることが難しい幼児が、3度の食事だけでは栄養が不足してしまいがちになり。
その栄養を補うために食べるものでした。
「第4の食事」ともいわれているので、甘いものではなく、おむすびなどでも充分なのです。
「甘いものをやめてみる」と
からだやこころも安定し、
またおやつに使っていたお金も浮くのではないでしょうか?
本当に自分のしたいことをするために、甘いものをやめると、余白ができて、したいことにまっすぐ取り組める…そう思います。