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占いジプシーを卒業する。
女性なら誰しも一度は「占い」をしたことがあるでしょう。
占い師さんに見てもらったことはなくとも
雑誌やTVの占いを見たりすることは
誰でもあるのではないでしょうか?
かくいうわたしも「大」の占い好き。
西洋占星術・四柱推命・算命学・宿曜占星術・数秘術・手相・タロットカード・オラクルカード。
占いというのがあてはまかるのかはわかりませんが
霊視やダウジング・前世療法・オーラソーマ カラーセラピーなど。
この20年くらい様々なものを体験してきました。
そこにかけたお金もかなりのもの。
占術も今この瞬間のわたしから見た
過去と未来を読み解く「と術」
生年月日や時間などから生まれ持った宿命や運命をみる「命術」とあります。
命術は自分自身の取り扱い説明書といえば、わかりやすいかもしれません。
この2つの占いをうまく掛け合わせて、さまざまななことを見ていくことができます。
わたし自身、様々な命術を観ていただき
そこから共通する性格や質などをあげていき
「自分とはこういう質があるのだな」と
自分自身を客観的にみて、日常に役立てることが
できると感じました。
ただと術に関して。
特に「相手はどう思っているのか」
「この選択をしたらどうなるのか?」
といった悩みに関しては、一度当たると沼に落ちてしまい、また次に問題がおきると、占い師さんに聞こう!となり。
自分で決めることができない。
不安を埋めるためだけで、自己成長ができない。
そんな風になってしまいがちです。
わたし自身もこの沼におちいったことがあります。
そして不安から安心したくて、様々な占い師さんに依存するようになりました。
一時は優しい言葉に安心するのですが
また不安になる。
誰かに自分を慰めて欲しくて。
自分を満たして欲しくてしてしまうのですね。
だからわたしは占いジプシーを卒業しました。
自分で自分を満たす。
愛していくことでしか、幸せにはなれない。
誰かが幸せにしてくれるわけではない。
…ということにようやく気がついたからです。
自分の選択に責任を持つ。
どんな結果も、自分が生み出したものだと受け入れる。
嫌なことから逃げても、成長はない。
そしてどんなに占ってもらったとしても。
自分が行動しなければ、世界は変わらない。
当たると言われていることも、当たらないになってしまう。
今まで自分自身も占い好きが昂じて
占いの勉強もしてみましたが
どうにもしっくりこない。
わたしがしたいことはそれではなかったのだと感じました。
「自分の足で立つこと」
占いを否定するわけではありません。
自分が占いの結果に振り回され
占いが自分の人生の主人になってしまわないことが大切だということ。
どんなツールも、自分がどうそれと付き合っていくのかが大事ということです。
目には見えないもの。
情報や不安や心配も行為も
たくさん抱えてしまえば
からだに重くのしかかり、動きにくくなってしまいます。
物を持たないだけでなく
こうした癖や依存も手放し、身も心も軽やかにいきたいものですね。