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第4回:海洋ごみ番外編

こんにちは、水波です。
慌ただしくしており、2ヵ月振りの更新となってしまいました。気付けば季節も夏から秋へ。今年の終わりも見えてきてしまいました。
今月はうみハマのイベントが開催され、沢山の海好きさんで賑わいました!各所でも生き物イベントがあり、改めて生き物達への魅力を感じる事ができました(^_^)

さて、今回は少し箸休め、番外編です。
先日、福島県にあります【アクアマリンふくしま】に行ってきました。こちらの水族館は日本で唯一サンマの繁殖と展示に成功し、現在はバショウカジキの展示も行っている“環境水族館”です。

アクアマリンふくしま。

ショーなどのエンタメ要素は無く、水族館と博物館が融合した様な施設で、その名の通り『環境一体型展示』がとても素晴らしかったです。
【環境一体型展示とは?】
植物や土などを置いたりし、より自然の中に近い環境にした展示方法。

なぜ今回、番外編として取り上げたかというと、こちらの施設では海洋環境や水産資源など様々な『海洋問題』の展示も行っています。
水産資源では捕鯨についての歴史や骨格展示、国際的に話題となった魚種(マグロ、サメ、ウナギ)、環境問題として海洋プラスチック問題と実際のゴミ、そしてその影響などについて展示されていました。

海洋ごみにおけるウミガメの被害。
静かな死の連鎖“ゴーストフィッシング”

ゴーストフィッシングは『幽霊漁獲』『ゴーストギア』などとも呼ばれています。
これは主に網やカゴなど漁具類の投棄によるケースが多いのですが、これらが“人の意志とは無関係”に海洋生物を取り続けてしまう現象です。絡まってしまった生き物自体が“撒き餌”となり、死の連鎖が続いてしまうのです。

ざっくりではありますが、生き物だけでは無く、海洋環境問題についてもじっくり学べる施設でした。興味、関心のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

最後に…

ニュウドウカジカ(ブロブフィッシュ)

うみハマのマスコット“ブロフィ”もいましたよ。本来の姿ですね。

それではまた次回(^_^)


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