こだわりの強いオタク老人にはなりたくない

こんにちは。

私は子供の頃、大人になったらオタクを卒業でき
なくともライトに自分の好きなものを楽しめると考えていました。自他ともに認める妄想癖に拍車をかけたオタク趣味。それは思春期特有の視野の狭さからくるものでいつかは他のものにも熱量を割くようになるのだろうという淡い期待。しかし、それはあり得ないと今ならわかります。
大人になるとあの頃のように色んな作品を見る時間も体力もなく、こだわりは強くなるばかり。それに、価値観はもう凝り固まってしまっているのでより強固な地雷原お抱えオタクが存在していました。二次創作や人様の考察になんやかんやと文句をつけるにとどまらず、公式グッズの立ち絵にすら「解釈違い」の烙印を押すただの厄介ファンになりかけていて、10歳の私が今の姿を見たら泣き出してしまうでしょう。一番怖いのは歳をとった時、さらにこだわりが強く、他人の意見など聞かずに自分の世界に没頭するオタク老人になることです。

「〇〇ちゃんのこの表情気に食わん!作画監督は誰じゃ?制作会社とテレ東のありとあらゆるSNSアカウントにDMしてやる〜」

そんなお婆さん嫌すぎる。こだわり強強ボケ老人になる前に私を止めてください、誰か。
まずは自分の知らないジャンルにも触手を伸ばすところから始めようかな。

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