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ダイビングに関するいろいろ

ダイビングを始めて3年、潜ったり潜ったり潜ったりしている中で色々気づくことがあったのでダイブログも兼ねていろいろ書いていきます。
ダイビングを始めるためのハードルや買ったほうがいいものなどなど紹介していきますので参考になれば幸いです。

<ダイビングを始めたきっかけ>
元々、海で遊ぶことが多く(毎年旅行で沖縄行ってたりしたので)、マリンスポーツは色々やっていました。
そんな中、体験でやったダイビング(沖縄の万座だったと思います、たぶん)でなんとなくダイビングの楽しさを知り、そのうちライセンスとりたいなと思ってました。
それから十数年がたち、社会人3年目で余裕がでてきた夏にライセンスをとろうと一念発起しOW、AOWまでとりました。
そんなこんなでダイビング歴は3年となります。
1年目:20本
2年目:9本
3年目(今年度):33本

<よく潜るとこ>
下記を参照していただけると!

<ダイビングライセンス>
〇ライセンスの位置づけ
ダイビングには法的規制がないので国内においては特段の免許などは不要となっております(潜水士という資格はありますが別物です)。
一方で、一歩間違えれば死に直結する事故が起きるスポーツでもあるため、ライセンス取得の有無により楽しめる範囲が変わってきます。
大抵のダイビングショップではライセンスの有無と経験ダイブ数を踏まえてポイントを決めますがライセンスが無い場合は浅瀬をうろうろするなど、かなり限定された状況でのダイビングなります。

〇ライセンスの注意点
上述の通り、ライセンスは国家資格でないため、民間資格となります。
そのため、一口にライセンスと言ってもその内容は千差万別です。
私は、PADIという指導団体の発行するライセンスを取得しております。
この団体は割と幅広い国で活動している団体の一つなので、PADI発行のライセンスであれば大体の国で不便せず潜ることができます。
その他、色々な団体が発行しているライセンスがありますが、いったいその団体はどのような組織なのか、活動範囲はどこなのか、という点はしっかり確認することをお勧めします。
わけのわからない団体の発行するライセンスは対外的にはなにも効果がないため取得の意味がありません。
多少、費用がかさむとしても素性の明らかな団体のライセンスを取得することをおすすめします。

〇では、ライセンスを取得すべきか
個人的には体験ダイビングをしてダイビングが楽しければ取るというのがベストかなと思います。
ダイビングは楽しいですが継続して楽しめるかは人によります、主な懸念点として
➀身体的
②経済的
の2つがハードルになり得ると思いますので個別に書いてみます。

➀身体的なハードル

ダイビングは意外と体力を使います。
重い機材を背負ったり、歩いたり、水の中でもバランスをとったり色々です。
ただ、これらの運動自体はそのうち慣れると思うのでよっぽど運動が苦手、ということでなければすぐになれるのではと思います。
また、遊泳能力についてもフィンをつけているのでほとんど必要ありません、さすがに、水に顔をつけることすら怖い、というレベルであれば厳しいと思いますが水の中で体を動かすことができるレベルであれば十分ではないかと思ってます。
身体的な点で最もハードルになり得るのは耳抜きをできるか、という点に尽きると思います。
水深5mも潜れば耳への圧力を感じ出し、耳抜きができないとそれ以上潜るのはかなり苦痛です(というか、無理だと思います)。
日常生活で耳抜きが必要になることはほぼないと思うので、海中という非日常の中で耳抜きを行うことは人によってはストレスになると思います。
一応、陸上での練習としてオトベントという練習器具があるので不安がある場合には試してみるといいかもしれません(大抵のダイビングショップには置いてある気もしますが)。
耳抜きは人によってはまったく抜けない、という人もわずかながらいるようなので体験のうちにしっかり耳抜きができるか、という点は十分注意したほうがいいかなと思います。

②経済的なハードル

単純に色々出費があります。
大抵の趣味に言えることですが初期投資、継続投資ともにそれなりにかかるので費用をまとめてみました(利用する団体・ショップにもよりますので目安として)。
・OWライセンス(PADI)取得費用:約5万円
・AOWライセンス取得費用(PADI):約5万円
・機材一式購入費用:約20万円
・ダイビングガイド費用:1日2ダイブで1万円前後
・そのほか、交通費などなど
単純にライセンスを取得するだけでも10万オーバーです、初期投資としては結構な額かなと思います。
また、機材一式を購入するともっとかかります、機材の購入をすべきかどうかは下記にて触れますので目安として。
また、潜る際には大体1ダイブ毎に費用が設定されているほか移動費用がかかったり、移動先での食費がかかったりと更なる出費が必要です。

このように、それなりのハードルがあるため、まずは体験ダイビングで遊んでみてから考えることを強くお勧めします。

<すぐに機材を買うべきか>
私はダイビングの楽しさを元々知っていたのでライセンスを取得する際、機材一式を購入しました。
ただ、安い買い物ではないですし、必要な機材はレンタルできることがほとんどなのでそれぞれの機材について購入するべきか否かの感想をつらつら書いてみます、参考になれば幸いです。

〇ダイビングに必要な装備一式
ダイビングは色々な装備が必要です、下記の画像の通り色々なものが必要です。
それぞれの装備品についての詳細は下記に記します(金額の目安にアマゾンをリンクしてますのでご参照ください)。

画像1


<画像参照元>
https://si-s.life/purchase-equipment/

➀ウェットスーツ
②BCD,レギュレータ
③ダイブコンピュータ
④マスク(シュノーケル)
⑤フィン、ブーツ
⑥グローブ

➀ウェットスーツ:人による

人によります、というのも自分の体型がどの程度偏差から外れるのかによってレンタルのウェットスーツで我慢できるかというのが異なるためです。
標準体型に近い人であれば、レンタルのウェットスーツでもそれなりに快適だと思います。
一方、私のように180cm90kgといった標準から外れる体型の場合レンタルのスーツだと入らない場合が往々にしてあります。
時期によってはレンタルのウェットスーツが出払っている場合もありイレギュラーサイズの数はそこまで多くないと思われるのでその点でも覚悟が必要です(最悪潜れません)。
体型以外にも、毎回異なるウェットスーツを着ていると海中での浮き方が毎回異なるのでうまく潜ることが難しくなったりしますので、上達を目指すのであれば体型にかかわらず購入をおすすめします。
下記の店は細かく採寸してくれ、かつ用途にあった(脱ぎ着しやすいか、暖かいかといったことを教えてくれるのでオススメです)。
<ウェットスーツチコ>
https://www.wetsuit-chico.com/p_material

②BCD,レギュレータ:レンタルでもいいのでは

正直なところ、レンタルでも問題ないかなと思います。
BCDは浮力を確保する装備で、用は空気を出し入れできるライフジャケットです。
壊れていたりすれば死活問題ですが、まともなショップならそんなものは貸し出さない(最悪死にますし)のと、自分用である必要が機能的に全くないためです。
その割に値段が張るのでダイビングを続けていく、という覚悟がないうちは不要だと思います。
レギュレータは呼吸の際に使う吸い口ですがこちらも同様に壊れていたら死活問題なのでまず変なものがレンタルとしてでてくることは無いと思います。
また、こちらも値段はそれなりにするためダイビングを続ける覚悟がないうちは不要かなと思います。
しいていうと知らない人がくわえていた吸い口が嫌でないか、というところになると思います笑
BCD,レギュレータは合わせると結構な額になるので購入は慎重に、、、
ただ、どの店もこの二つのレンタルが一番高いと思うので損益分岐点を見極めての購入をお勧めします。
レンタル5000円だとした場合、10ダイブ以上する場合は購入したほうが安くついたりもします。

③ダイブコンピュータ:レンタルでいいが

ダイビングコンピュータは水深や滞在時間など(NDL計算やDECO表示などりますが詳しくは別の項で)を管理するものです。すぐに買う必要はないですが、レンタルできない場合は購入をお勧めします。
というのも、海中にどれくらい滞在しているかを把握できないことはエアの残量管理などにかなり悪影響を及ぼすため、万一レンタルの用意がないショップの場合で潜る場合には必ず購入しておくことを強くお勧めします。
ダイブコンピュータは色々種類がありますがUSBで充電できて液晶も見やすい下記などがオススメです。

④マスク(シュノーケル):購入するべき

マスクは購入して損のないものだと思います。
理由として
a.バンド調整の必要がなくなる
b.視界がクリアでないのは危険
の2点があります。

aについて
レンタルのマスクの場合、当然サイズは自分用になっていないためゴムバンドの長さを毎回調整することとなります。
海中に潜ると当然水圧がかかりマスクが頭部に密着するため、陸上での調整と微妙な齟齬が生じます、バンドが短すぎれば密着しすぎで窮屈となり、長すぎればゆるゆるの状態で水が入ってきます。
自分のマスクであれば、1~2回潜ればベストなバンドの長さを固定できますが、レンタルで毎回異なるものを利用する場合、毎回調整をし、潜って確かめてみるということを繰り返す必要があるのでかなり不快です。

bについて
レンタルマスクは使い込まれた歴戦のマスクもあるため非常に曇りやすかったり(ありえないですが)細かな傷が入って視界が悪いものがあったりします。
海中を楽しむダイビングで視界が損なわれることは想像以上の不快感をもたらすとともに非常に危険でもあります。
こういったリスクを低減するためにもマスクは購入必須かなと思います。
女性の場合、マスクのバンドと髪の毛が干渉しやすいため、下記のようにマスクに加えてバンドをつけていることが多いですので合わせての購入をおすすめします。
シュノーケルはほとんど使いませんが最悪の事態に備えてつけておいたほうが無難だと思います。

⑤フィン、ブーツ:レンタルでもいいのでは

これは、レンタルでもいいと思います。
フィンにも色々種類がありますが基本的には足にはめるだけで性能差を実感するにはある程度ダイビングの経験を積んでからだと思いますので。
一応、フィンとブーツは下記のようなストラップフィンとブーツがオススメです。
ストラップフィンのほうが着脱が楽です。
また、フィンを買うならブーツは必須です、無いと靴(フィン)擦れによってかかとがすり下ろされダイビングどころではなくなります。
アマゾンだと2,000円くらいの短いフィンがありますがやめておいたほうがいいと思います、ほぼ推進力ないので。

⑥グローブ:寒がりであればあったほうがいい

レンタルのグローブってあまり聞いたことないですが無くてもいいっちゃいいものなので個人差です。
海中は結構冷える場合もあるので寒がりであればしていたほうがいいかなと。







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