恐るべし、残価設定ローン
自動車を購入するときに営業マンから残価設定ローンを勧められた方は多いでしょう。
残価設定ローンとは3年や5年後の車両価格をある割合で保証し残りの価格をローンで払い最終はディーラーに返却するものになります。私がこの支払い方法を聞いたときは、長く同じ車に乗っていると保証が切れるし車検や修理に費用が多くかかるので残価設定ローンで乗った方が良いと思っていました。
しかし契約後の価格は保証といっても走行距離であったりキズの程度によって追加でお金を出さないと返却できないケースもでてきます。また次の車の契約でもローンになるので永久的に借金することになります。
私の場合では金利3.9%でしたのでメッチャ高いです。銀行の定期預金に入れておいても年間の利息は0.01%ぐらいでしょう。
投資によって利回り4%をめざすのは簡単なことではありません。
例えば残価設定ローンで100万円の元金の場合、1年で4万円ほど取られる計算になります。銀行に入れていた場合だと1年でも100円にしかなりません。
私は今のような知識が全くありませんでしたので、まんまと残価設定ローンの罠にはまってしまいました。
もし年率7%以上で運用できるのであれば、そこまで痛手ではなかったでしょう。
残価設定ローンのメリットと言えるのか疑問ですが毎月の支払いは低くなっています。
最終の選択肢として、
・返却する
・残りの残価を払って自分のものにする
・残りの価格をさらにローンにする
の3つあります。
残価を払って自分のものにする場合は一括で支払う必要があるので、一気に100万円以上を失うことになります。結局、支払いの先延ばしプラス利息を無駄に払っていることになります。
1番最悪なのは再びローンを組むことになります。再ローンの場合、新車ではなく中古車のローンが適応されるので今までの金利より高額になります。
私の場合は3年の残価設定ローンで残り1年ほどですが、早めに全額を払って利息に対してお金を払うことを全力で回避したいと思います。