動くことには価値があると思う。※警察学校前バッチ配りを終えて。
2月1日に警視庁警察学校前で約90個用意したバッチを受験生に配りました。さらには初任科生とあいさつを交わすことができてとても満足することができたやまよしです。
※渡瀬さん!手伝ってくれてありがとう!
※バッチを受け取ってくれた受験生のみなさん、ありがとうございました!
全体的な印象として、高校生のほうが受け取ってくれる確率が高い。
反対に、絶対に新卒じゃないよねっていうスーツを着た方は、なかなか受け取ってくれない。(もしかすると試験官だったかもしれませんが(^_^;))
高校生は純粋だなぁ、と感じました。
2020年2月1日と2月2日、警視庁第三回試験の二次試験が実施されました。この試験をもって、今年度の警察官採用試験の全ての試験が終了となったと思います。
※実際には、この後に受験資格の確認などを行うため、採用担当者は合格発表までにかなりの作業を行います。
試験会場では、合格発表は3月下旬との発表があったようですが、例年通りに進めば3月19日~3月23日過ぎあたりには発表になると思います。
つまり、年度内には発表になるわけですね。
警察と言えどお役所でもあるので、基本的にはよほどのことがない限り年度内の仕事は年度内に終えることになります。
はい、そんなわけでバッチ配りがなかなかの経験になったわけです。
バッチ配りをやってみて感じたことは、まず第一に、高校生の方が興味・関心を持ってから行動に移すまでの時間が早いのかな、ということ。
当然これは人それぞれですが、
【なんか配ってる → なんだろう → とりあえずもらってみよう → もらう】
この流れに乗れる高校生がとても多いことに気付きました。
すぐに行動できることは素晴らしいと思います。迷わず行動。素晴らしい。
警察官になったら、このことはとても大きな強みになります。
だから渡瀬さん!あなたはエラい!エラいぞ!
※すぐに行動に移せることが強みになる理由は後日覚えてたら書きます(^^)/
次に、YouTube動画を視聴してくれている人が意外と多かったということ。
これは私自身のモチベーションにつながりました。
おかげ様でチャンネル登録者さんが4400人となりました。
※2020年2月5日時点
4400人とはいえ、私のチャンネルを登録してくれている方は〝全国で〟4400人です。
なので、バッチを配った状況が『飛田給駅方面から警視庁警察学校に向かって歩いてきた警視庁第三回試験の二次試験を受ける男性』を対象にしていたので、かなり限定されていました。正直、半分配れれば御の字と考えていました。
私のその時の格好は、黒色のダウンと黒っぽいスラックスで、例の帽子はかぶっていません。目立つ格好はしていません。
つまり、普通のおっさんが路上で何やらよくわからないものを配っている状況です。
私はYouTubeで厳密な意味で顔出しをしていません。帽子にサングラス&マスク姿です。これらのものを身につけていない状態では街中で視聴者さんとすれ違っても絶対に見つからない自信があります。
こんなシチュエーションです。
そんな状況にもかかわらず!
おそらく受験生であろう男性がぞろぞろではなく、パラパラとこっちに向かってくる状況であるにも関わらず、配り始めてから実質20分程度で配り終えてしまいました。
そして中には、「いつもYouTubeみてます!」「握手してください!」「頑張ってください!」など、たくさんの方から逆に声を掛けてもらうことができました。
思わず『いや、頑張るのはあなたですよ!』とツッコミを入れながらも激励することができました。
そして3点目として、ナマの初任科生と挨拶を交わすことができたことです。私はとても清々しい気持ちになりました。
はっきり言って初任科生が敷地から出てくることは想定していませんでした。私が立っていた位置が、警察学校の出入り口から50mほど離れた場所だったので、はじめのうちは【短髪、スーツ、リュックサックの男性】が学校の敷地内から出てくるところを確認できませんでした。
しかし、ふと冷静に考えてみると、『土曜の朝、閑静な場所にこんな姿の小集団が不規則な間隔でぞろぞろと歩いている異様な光景』を描けるのは、警察学校前だからだろう、だから間違いなく初任科生の団体だ! とすぐに察しがつきました。そして、警察学校の出入り口を見やると、案の定、次から次へとガタイのいい男どもがこちらに向かってくるではありませんか。
この時私は、ちょうどYouTubeライブを立ち上げていたのとバッチを配り終えていたのとでアドレナリンが出まくっていたので、『せっかくだから挨拶してみよう』と思い、怪しげな小集団に「おざまーす」と挨拶してみたわけです。
(この時のライブの様子は限定公開にしてあります(^_^;)すいません!)
すると、さすがです。しっかりと調教されています。私のほうを見て「おはようございます!」と揃って挨拶してくれます。小集団の中で何やらヒソヒソと話し合っていたにも関わらず。もうこれは条件反射です。私の声が脳に届いて理解される前に挨拶を返しています。
具体的に流れを解説しますと、、
【私の声が初任科生の脳に届く → 「おはようございます!」と言う → 脳が何者かからあいさつされたことを理解する→ 自分があいさつしたことに気付く → 「ん?ここは学校の外だぞ。オレは誰に挨拶したんだ?」と不思議に思う → 振り返って誰にあいさつをしたか目で確認する → 自分が挨拶したおっさん(やまよし)を認識する。】
まさにこんな感じです。警察官のキホン。あいさつ。できてます。教官、助教さすがです(^^)/
とまあ、いろいろと挙げましたが、私としてはとにかく楽しかった。行ってよかった。動いてよかった、と心から満足しました。
その後すぐに新橋に戻り、3名の方の受験相談と面接対策の対応をして、この日は午後10時過ぎに帰宅しました。
最後に、私がなぜ今回のバッチ配りのことをお伝えしたかったかと言いますと、動いたからこそ見える世界がある、ということを伝えたかったからです。
もし、この日私が、いつも通りの土曜日を過ごしていたら、起こっていなかった出来事です。
この日は休みだったので、家でのんびりと寝ていることもできました。わざわざ5時台に起きて電車に乗り、恥を晒してもらってくれるかどうかもわからないバッチ配りなどをする必要はなかったわけです。
ですが、行動に移したことで結果的に全てのバッチを配り終え、初任科生の集団にも会えるというオマケ付きの結果を得ることができたのです。
これはまさしく、行動に移したからこその結果です。
もしかすると、全然バッチを受け取ってもらえなかったかもしれない。注意されてバッチを配ることすらできなかったかもしれない。ましてや初任科生にも会えなかったかもしれない。
期待した結果を全く得られなかったかもしれません。
もしこんなことを考えたら、バッチ配りなんてバカらしくなりますよね。だったらのんびり寝ていたほうが100万倍良い。
私はいつもと違う行動を思いついたとき、全く何も考えずに動くわけではなく、多少マイナスのことも考えます。
いま書いたような、バッチ配りを注意されたり受け取ってもらえないことも想定していました。
ですが、これはこれで一つの経験になります。やったからこそわかります。やらなければわかりません。やらなければいつまで経っても何も得られません。
だから私は動きました。必ず得られるものがあるから。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました^_^
今後もnoteの定期購読マガジンでは、私が思い付いたり感じたこと、警察官採用試験の受験向けのナマの情報をお届けしたいと思います!
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