同じ場所をぐるぐるして何になるのか
誰かの犠牲の上に成り立つ幸せは
いつまで続くのだろうか
そんな考えが泡ぶくのように浮かんでは消えまた浮かんでと
一向に無くなる気配がない
いつか大きな仕返しが来そうで
怖い
ものごと全てが犠牲の上に成り立つものだとは限らないとも思うし
巡り合わせ
良縁
タイミング
それらに幾度となく感謝してきた
巡り逢った理由を探したくなるほどに
恵まれていると思うし
涙無しにはその縁を語れない
けれどやはり
最初の考えはあって
気持ちが悪くなる
それとも誰もが
犠牲の上に幸せを形成しているのだろうか
幸せなんて
不幸があるからこそ感じるものであって
あちらがたてばこちらはたたずのように
全ての人が喜べる幸せなんてないのかな
お互いに高め合えればいいのに
それすら可能性が見出せず
光もなく
恨み辛みを買って生きていくのかな