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うみべのいえプロジェクト

うみべのいえプロジェクトとは?


Profile 西岡 奈保子 (Nahoko  Nishioka) / うみべのいえプロジェクトリーダー

コミュニティデザイン・こどものめ 代表
NONKI合同会社 役員

西岡奈保子


1987年生まれ、愛知県名古屋市で生まれ育つ。
大学では建築を学び卒業後、オフィス用品の商社でオフィスデザイナーとして働く。その後保育園運営会社を経て、2018年に保育園コンサルタントとして開業。大学院の空き家の調査研究で訪れたことをきっかけに南伊勢町へ夫婦で移住。現在は愛知県と南伊勢町の2拠点で活動している。空き家を町の資産として捉え、2020年から南伊勢町で空き家再生プロジェクト「うみべのいえプロジェクト」をスタートする。また夫とともに、2022年12月より廃業した花農家の空きハウスを活用し、いちご農園をオープン。「いちごのにわ」と名付けたその場所を、みんなが使える公園にしようと準備を進めている。挑戦する人を増やすため、コーチングも行い、マインドフルネス、セルフ・コンパッションを世の中に広める活動もおこなっている。

1_少子高齢化社会が抱える問題
■人口減少
■空き家の増加
・倒壊の危険
・外壁や屋根の落下
■衛生面・景観の悪化
・ごみの不法投棄
・害獣や害虫などの繁殖
=地域全体の生活環境に深刻な影響を及ぼす
=移住希望者がすぐ住める家がない
■生活関連サービス(小売、飲食、娯楽施設)の縮小
■地域コミュニティ機能の低下
=自治ができなくなる(消防団、地域の祭りなど)
=人と人のつながりが希薄になる
■さらなる人口減少が加速
POINT
人々が豊かに暮らすためには、「個人が何をどれだけ持っているか、ではなく、どれだけのものを人々と分かち合えるか」が重要である、という信念を根底に持ちながら、これらの問題を包括的に解決する方法を模索した。
 

2_うみべのいえプロジェクトとは
まち全体を一つの家のように捉えて、みんなでシェアして暮らせたらどうなるだろう?
という実験的な取り組みです。
 
エリアをひとつの家ととらえ、まちの中に部屋(=お店)をつくり
暮らす人も観光客も、自分の家のように気軽にまちを往来する。
 
そんなイメージを具現化するために、各部屋をまちの中につくっています。
例えば…
キッチン=シェアキッチン、寝室=ゲストハウス
子供部屋=一時預かり保育所、リビング=フリーリビング
書斎=本屋、仕事場=コワーキングスペース
作業場=共同アトリエ など
 

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