海賊と呼ばれた男
岡田准一主演の素晴らしい、史実を元にしたドラマです。
モデルは、出光興産創業者の出光佐三氏です。
この作品こそが、「The お仕事ドラマ」ではないでしょうか。
題名やあまり「ドーン」とした迫力がないため、
見られなかった方も多いのでは・・・と思います。
岡田准一さんの代表作「永遠の0」も素晴らしいですが、
私は、この映画が好きでたまらないのです。
見終わった時の、感動は違うものがありました。
それは、「生涯がを終えた所に、まだ、今に続く先があるという事です」
永遠の0とは、
全く正反対の性格を見事に演じきっている岡田さんにも凄みを感じました。
主人公・国岡鐡造は、出光興産をモデルにした国岡商店という企業を大きくしていきます。
その、苦悩とかけがえのない仲間たち。仕事に捧げた生涯を描いています。
時は、戦中~戦後。
小さな油売り店は、仲間を失い、仲間を受け入れ、信じ、
失敗と成功と、日々切磋琢磨し合い、仕事にのめり込んでゆきます。
それは、社長がそんなだから、
社員達も、みんな好きでついていく。
今で言ったら、ブラック企業ですよ(笑)
この映画の凄みは、
全てを捨ててでも、一つの事に人生を捧げた一商人のパワーが伝わってくること。
また、俳優たちが、みごとにその役を演じきっていることだと思います。
是非、感想聞かせてください( *´艸`)