天使と悪魔の正しい配分
※ 優しく柔らかい性質の方🌹✨️、他者の気分を害するのが怖くて、
断るのが苦手な方 に向けて書いてみた記事です。
前回と前々回と、植物の写真多めの記事を出したのですが。
それを 自分で読み返していて、ハッと気付いたことが…。
あれ、私なんか妙に 天使っぽくない？？ 😧
ん？ 私の悪魔 👿 は 、どこへいった？？
心の中の「天使と悪魔の問題」って、ピンとくる方、いらっしゃいますか。
子どもの頃から、気が弱い優等生、優しいイイコだった方（私と同じように）は、この問題が 身を持ってわかるのでは ないでしょうか。
そう。 私、子どもの頃から「気の弱いイイコ」だったのです。
自主性や、独立心が全然ないタイプ💦。損得勘定が強い人に、
「いい鴨🦆」と思われるような、人が良くだまされやすいタイプ😨。
〈 善 〉を体現する優しい人、かつ気の弱い人って、この世界で生きづらいし、人に利用されやすいんですよね。
ちょうど、ディズニー映画「バグズライフ」の主人公、フリックみたいな
かんじになる…（🐜が主人公の映画です。ピクサーの記念すべき第一作目😍。まだ見ていない方、ご興味ありましたら、ぜひご覧あれ！）。
あの映画で、善良で優しい蟻🐜たちが、バッタに利用されていましたよね？でも フリックが最後 立ち上がり、バッタに強くNO！！を突きつける。
騙されるのも、利用されるのも 終わりだと、勇敢に立ち向かっていく。
この〈自分を蔑ろにするものに対して、NO！を言う力〉を体現しているのが、私の言うところの、悪魔です。
天使成分100％の フリックな人が、心の中で 悪魔👿を育てる。
心の中の、天使と悪魔の配分を、バランス良くしていく。
そうすることで、人に利用にされることや、自己犠牲的な生き方を 卒業できます。
また 天使が強い人は、世の中の悲しいニュースにも、心を痛めやすいですよね😢。これも、悪魔が健全に育っていくことで、悲しみに共鳴しすぎることを防いでくれます。
どうでしょう？ 悪魔👿って、なかなか頼りになる奴と思いませんか。
でも、どうやって 悪魔を育てたらいいの？？と思われましたか。
まずは、善 / 悪 の〈悪〉に対して、いいイメージを持つことから、
始めてられては いかがでしょうか。
悪は、欲とも言い換えることができるし、聖 / 邪 の 邪とも、
美 / 醜 においては、 醜にあたる とも言えます。
これらについて、いいイメージを持つこと。
〈 善 / 悪の統合の問題 〉って、全然悩まない人もいれば、激しく葛藤する人もいますよね。
この問題で悩む人って、例えば 進撃の巨人のアルミンみたいなヤツです。
vs人間との戦いになったとき、ミカサは悩んでないのに、アルミンは 葛藤していたでしょう？ アルミンのが気が優しく、より内省的であり、善として生きたい気持ちが強いのです。
アルミンは強い人でもあるから、この問題を乗り越えるのも、難しくはなかったかも…。でも 私は随分、この問題で苦しんだような気がします。
私の中に横たわる、よこしまなもの、醜いもの、汚いもの。
見るもおぞましい、薄暗い感情や欲望たち。
それらを受け入れる手助けをしてくれたのは、
賀来ゆうじさんの漫画「地獄楽」の杠（ゆずりは）というキャラクターでした。杠は、女性の忍であり、咎人のキャラクター。
結局のところ、私がイイコだったのは、罪や罰を 恐れる気持ちが 強かったからです。罪や死を恐れず、されこうべを 蹴り飛す彼女の姿が、私が好きだった 赤江瀑さんの小説「花曝れ首」のイメージと重なって、私の葛藤を溶かしてくれたのでした。
「花曝れ首」は、恋情や激情により、人が道を踏み外す愚かしさを、美しく描いた幻想譚。赤江瀑さんの書く物語は、善や聖だけが、美しいのではないと。醜さやおぞましさにも、人を癒やす力があると、私に教えてくれたのです。
私はスピリチュアルが好きで、その中でも、天使や聖母マリア様 が特に好きだったのですが…。実は「聖なるものを求める気持ち」の裏面には、落とし穴があるのです。それは、外界 あるいは自分の内面に生じる、残酷なもの、汚いもの、醜いもの、悲惨なものを、受け入れ難くなってしまうという問題です。
善悪の統合、光と闇の統合。ゲド戦記を筆頭に、そのテーマを描いた作品はたくさんありますが、意外と おとぎ話ではありませんよね。自分の中の、
天使と悪魔のバランスに偏りがある方は、そういう物語を読んでみるのも
何らかのヒントになるかと思います😊。
では、今回はこの辺で失礼します。
読んで下さった方、ありがとう ございました 🕊️✨️。
＊ 🦢 ＊
↓ 私は原作が大好きなので、アニメはイマイチでした～！！😫。
でも OPは かっこいいですね💦。私の中では大ヒットだったのですが、
世の中では あまり流行らなかった 地獄楽…。おもしろいですよ！
ご興味ありましたら、ぜひ 漫画をご拝読ください 📖☕。