はこふぐパンツは歴代11種類に!
小柄な女性にピッタリ合う服づくり、ユニット名「海とリネン」として、2016年の春から「はこふぐパンツ」と名付けたリネンパンツを手作り販売サイトCreemaで販売し始めました。
Creemaもまだまだ商品数が少なかった頃。
既成のリネンの服もあまりなかったのではないかと思います。
無名の私たちの作品ですが、ひそかに、でも確実に、ネットの中でお客様に届いていきました。
「リネンの服を着たい」という小さめの人はたくさんいたんですね!
そこから毎年、少しずつ新しい布を採用し、はこふぐパンツを展開していきました。
そのすべてを写真でご覧いただきしょう。
こちらの3色が、2016年春に作った最初のもの。ピンク、キナリ、ネイビーです。
すぐに夏にはラベンダーグレーも加えて4色展開になりました。
2017年は、キナリをベースにした藍染ポケットをはじめて制作。
これは海とリネンにとって、代表的な作品となりました。
ポケットの部分だけを、藍葉を発酵させた「すくも」の天然染料でひとつひとつ丁寧に手染めしました。
2018年、ご要望をいただいたのではこふぐパンツのロング丈も制作しました。
10センチ、丈を長くしたロング丈。実は、私たちには大きかったので着用した写真はありません。
2019年の秋には、モカブラウンを追加。
どんな色にも合わせやすいと好評でしたが完売しました。
2019年秋には高密度織りのリネン布を入手。秋色のチャコールとカーキの2色が仲間入りしました。
秋冬向けなのでちょっと上品なイメージになっています。素材はリネンなので、もちろん春夏も履けます。
2021年春には、しなやかなデニム生地が手に入りましたので、はじめてのコットン製のはこふぐパンツを作りました。
しっかりしているし、どんなアウターにも合うので定番商品になっています。
2021年は、はこふぐパンツ2ndエディションのスタートとなりました。
当初から使っていた超厚手のリネン布が生産終了となり、はこふぐパンツの特長である大きなポケットをしっかり立たせられる布がなくなってしまったのです。
そこで、少し方向転換。見た目は変わりませんが、ポケットを脇に縫い込む形にしました。これならどんな布でも大丈夫。
最近の流れに合わせ、丈も3cmほど長くしてみました。
ここまで11種類のはこふぐパンツを見ていただきました。
約6年間で11種。その時々に、季節や時流に想いを巡らせながら作っていました。
もうすぐ12種類目のはこふぐパンツもご紹介できると思います。
どうぞお楽しみに。
Creemaの「海とリネン」はこちらです。よかったらご覧くださいね。