【読書記録】キラキラ共和国【小川 系】
最近は積み本ばかりが増えてしまって読む気が起きなかったのですが
やはり読書の秋ですね!久々に本を読んでみたくなりまして。
手に取ったのは小川糸さんの「キラキラ共和国」
私、食いしん坊なんです。
それから、季節の手仕事ですとか、旬の食べ物が大好きなんです。
四季を感じることや、土地の風土、景色を感じることも大好き。
この本には、それが詰まっておりました。
昔ながら、なことや、伝統的なこと。
これらを実際に背負うことは容易ではないけれど、
本を読むことで疑似体験できます。
ぽっぽちゃんは、厳しい先代(祖母)に育てられ、
先代の文具店を継いで、代筆屋としての業も営んでいて。
つい最近ヴァイオレットエバーガーデンを見たばかりの私にはクリティカルヒットだったんですよね、代筆屋って設定も!
それから大人の恋愛模様も楽しめます。
ぽっぽちゃんと、ミツローさんはお話の初めに結婚します。
ミツローさんにはQPちゃんという娘がいるのですがこの子がまた可愛くて。
後半にかけて、家族ってもののあたたかさだったり、
子供の成長の愛おしさだったり、
今繋いでいるこの手の柔らかさ、小ささは、
今しか感じられないんだ。
なんてことが子持ちの私には刺さりまくりでした。
鎌倉の風情のある暮らしが好きな方や、
丁寧な暮らしが好きな方、
久々にライトな作品から読もうかしらって方におすすめの一冊でしたよ〜
最後まで読んでいただきありがとうございました!
また読了できたら、記事にしまーす𖤐