
≒ Ⅰ 。。。 star ⭐️
≒ Ⅰ(star)と Ⅱ (earth)
クリスマスの小さな小さな物語です。
季節外れなのですが。。。(・_・;
何年も前に 娘と作った小さなお話。
自信が無いので💦
さらっと読んでいただけると嬉しいです。
⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
大切な宝物をうしなってしまった日から
キミの心に あいてしまった穴。。。
その日から キミは
窓から見える 一番きれいに輝く星を
時を忘れて 眺めるようになった。
⭐︎
もうすぐ クリスマス。。。
ボクは キミの笑顔が見たくて
ボクにしかできないものを
キミに プレゼントしたいと思った。
⭐︎
ボクが キミにプレゼントしたいもの
それは。。。
キミの心の穴を うめられるもの
⭐︎
ボクは さがした。
何日も何日も さがした。
けれど どうしてもみつからない。
⭐︎
「 神さま お願いです。
ボクに ヒントをください! 」
すると どこからか 小さな声が聞こえた。
「 それは あなたが持っている
カタチのない カタチ。。。」
⭐︎
「 ボクが 持っている? 」
それが 何なのかがわからなくて
ボクは くやしくて くやしくて。。。
⭐︎
ボクのくやしさが
涙の まるいしずくになった。
💧
そのしずくの中に
笑顔のキミが うつっていた。
⭐︎
カタチのない カタチ
キミの笑顔が 見たいって
ただ それだけの気持ち。。。
⭐︎
キミへのプレゼントを さがしていたのに
ボクが とってもほしかったプレゼントを
キミにもらった。
⭐︎
クリスマスの日。。。
今夜の星は
いつもより 輝いている気がした。
まるで 優しく微笑んでいるようだった。
そして。。。
またどこからか 小さな声が聞こえた。
「 少し遠くに来ちゃったけれど
これからもずっと キミのことを
見ているよ。」
「キミのことが 大好きだから。。。」
⭐︎
ボクは 思った。
これからもずっと 焦らないように
キミへの クリスマスプレゼントを
さがしつづけたいって。。。
ボクからの カタチのないカタチ。。。
いつかキミが それに気がついて
受けとってくれたら
そこにはきっと 笑顔のキミがいる。
⭐︎
だから ボクは。。。
クリスマスの日には
一番きれいに輝く星に てらされた
キミの少し近くで ささやかに輝く
もみの木の てっぺんの星で
いつづけようと 思う。
⭐︎
ボクも キミが 大好きだから。。。

⭐︎⭐︎⭐︎
カタチのない カタチ。。。
心からの気持ちが 満タンになって
あふれ出るのが 涙のしずく
それは まるい心。。。
真心だと 思うのです。