海が好きな花 〜君を忘れない〜

私があなたのことを知ったのは
私の誕生日に
お祝いのメッセージとともに
誕生花のことを教えてくれた人がいて
その花の名前は　ハマシオン。。。
あなたでした。
すぐにあなたのことを調べて知って
とても逢いたくなりました。
どこか懐かしい　ほっとする感じがしました。
どこを探せば　あなたに逢えるのかが
わからなくて。。。
調べて訊いて訪ねて　探しました。
知らない場所をたくさんたくさん歩きました。
少し怖い冒険もしたかな（笑）
でもそのお陰であなたのいる所に
辿り着きました。
潮の匂いのする所で秋のさわやかな青空を見ながら　凛と咲いている薄紫色のあなたは
私を見て笑っているように見えました。
やっとやっと逢えてうれしい気持ちで
いっぱいでした。

あなたを探していたころの私は
深く傷ついていて人を信じることが
できなくなっていて　孤独でした。
子供達がいなければ生きていられなかったかも
しれないくらいに。。。

やっとあなたにめぐり逢えた私は
心強い味方ができた気がしました。
華やかではないけれど　しっかり根を張って
健気に生きているあなたは
その日から私が生きる勇気になりました。
あなたが生きている限り私は生きていられる
あなたを守りたいとも思いました。
固く閉じていた私の心の扉が少しずつ
開いていくようでした。
そして　海のそばでないと生きられない
あなたはきっと私と同じ　海が好き！な
花なのだと想いました。
それからは　あなたに会えるころを
心待ちにしました。

そう！偶然にも娘の名前があなたの名前の中に
入っていて　それもすごくうれしかったことです。

今私は　ずっと患っていた病が悪化してしまって　あなたに簡単には会いに行けなくなりました。
でも　あなたに会えるころになると
一緒に海を見ているのを想像してね
きっとあなたも頑張って生きているから
私も頑張って生きなくちゃって
励まされています。

相変わらず　弱虫の私はいるのだけれど
あなたと逢えてから
少し先の未来を生きたいって
思えるようになりました。
あなたには今日を生きることの喜びを
もらいました。
過去と今と未来という
今日を生きるということを。。。
あなたに逢えて本当にうれしかったです。
きっとまた会いに行きます。
君を忘れない！
それを気がつかせてくれる日に
生まれてこれたのだから。。。


海が好きな花　ハマシオンさまへ



夕日に染まって優しく咲いているあなたが
1番好きかな。。。
ずっと見ていたかった　＾＾