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TOMORROW X TOGETHER と約束の場所で再び ACT:PROMISE ENCORE に行ってきました
こんばんは。うみです。
先週末、大阪までTOMORROW X TOGETHERのコンサートを観に行ってきました。塩田千春展を観た後だったので、ちょっと気持ちの切り替えが大変でした…(笑)
今回の大阪の公演は、「ACT:PROMISE」と銘打った約6ヶ月間のWorld tourの本当に最後の公演。まさか日本で大千穐楽を迎えるとは思わなくて、とても驚きました。(公演中のMCで、テヒョンから今回の公演は最初は予定されていなかったことが明かされて、さらに驚き)
そんな今回の公演は、スビンが体調不良のため不在でした。スビンがしばらくお休みするお知らせが入った時、本当に心配で寂しくて…MAMAなど、4人でパフォーマンスをする姿を見るたびに胸が締め付けられました。
スビンが不在でも、しっかりと見届け、そして楽しむんだ!という気持ちで、いざ京セラドームへ。
TXTの今回のツアーは、本当にいろんなことがあって、ただ「楽しかった、幸せだった!」だけではない、色んな感情が生まれました。すべての公演を終えて想うのは、彼等の絆とファンへの愛の深さと圧倒的なパフォーマンス力の高さ、苦境に立たされた時に発揮するパワーの凄まじさ。切なさも寂しさも感じたけれど、コンサートに行くたびにTXTを好きな気持ちが大きくなり、観に行った1つひとつの公演がとても大切で、大事な彼等との思い出になりました。
そして、今回の公演の構成が本当に作り込まれていて圧巻だったなあ、と改めて思いました。星の王子様というコンセプトのもと、繰り広げられるTXTの世界観に何度息を飲んだことか…!
オープニングのVCRの最後に、「この声が聞こえているなら、僕の名前を呼んで」というセリフの後、名前を呼ばれながら大歓声で迎えられたメンバーが登場。一曲目のDeja vuで「約束するよ。幾度繰り返しても、僕の未来は君だから」と約束の場所で再会を果たした君(MOA)と僕(TXT)がこの先も一緒にいることを誓い合うかのように始まり、「9と4分の3番線で君を待つ」、「0X1=LOVESONG」、「Sugar Rush Ride」など、TXTを代表する曲を立て続けに披露して、一気に彼等の世界観に引き込む。「Chasing That Feeling」からは、現実に戻ってきた彼等がファンと交流しながら会場全体を盛り上げ、「The Killa」からは雰囲気を変えて「魅せ」、これでもかというくらいTXTのパフォーマンス力の高さを発揮させる。そしてコンサート本編終盤はその夢のような時間が終わりを迎えることを予感させながら、「I’ll See You There Tomorrow」で「また会おう」と約束を交わす。
最初に未来を誓い合い、コンサートの終わりでまた会う約束を交わす、この流れが本当に秀逸だなあ、と。隙のないコンサート構成で、何度観ても本当にすばらしいと思えました。正直、こんなに何度も何度も観たくなるコンサートは初めてでした…。
ここからは、今回の公演で特に印象的だったことをつらつらと。公演から1週間経って、いまだに現実に戻ってこられないので、自分の気持ちの整理をつける意味も込めて(笑)
最初のVCRでスビンが映し出されると、「スビナ〜!!!!」と、大きな声援が上がって、すでに涙腺崩壊。この後も、VCRでスビンが映し出されるたびに、スビンへの声援があがりました。MOAたちの切実にスビンを求め恋しい気持ちが溢れ出ていた瞬間だったな…と。
彼等が登場した時、いつもはスビンが出てくるはずの場所に照明だけが灯されてスビンがいないその光景に、ものすごい寂しさを感じました。
「Deja Vu」から「Chasing That Feeling」までは、メンバーもどこか寂しそうで、いつもより更に緊張しているような雰囲気がありました。最初のMCでボムギュが「始まったばかりで申し訳ないけど、緊張しちゃって…」と言って、一度ステージ裏にはけていきました。最初はマイクの不調なのかな?とも思ったけど、本当に緊張して、ステージに立っているのが難しい状況だったのかも…と思い、また涙。緊張していることを素直に伝えてくれてありがとう…がんばって戻ってきてくれてありがとう。
「Magic」あたりから、メンバーの緊張も解けてきたように見えました。「永遠に光れ」から「きっとずっと」までは、まさかのメンバーが気球に乗るというサプライズ!私は、スタンド上段の前方席で見ていたので、とても嬉しいサプライズでした。高所恐怖症のヒュニンだけ、ステージでお留守番していたのがかわいくてほっこり。
「Quarter Life」が終わって、拍手喝采が起きるとテヒョンがニッコニコの特大笑顔を見せていました。前日に、「The Killa」では拍手が起きたのに、「Quarter Life」が終わった時は拍手がなかったのは「なぜ?」とMOAを問い詰めていたテヒョン。拍手を貰えて本当に嬉しそうでした、そしてあまりにもかわいかった!
VCRを挟んで「The Killa」。正直に言うと、コンサートに行く前は、ヨンジュン1人で「The Killa」を踊っているのがあまりに切ないので、コンサートの流れを思いっきり変えてしまうと分かっていても、ヨンジュンのソロ曲である「GGUM」をやってくれないかな…と思っていました。
「The Killa」の前のVCRは「僕を飼いならして」という言葉で終わり、まさに「The Killa」にいくために準備された映像。星の王子様の中での王子様と狐のやりとり ー「おねがい…なつかせて!」という狐のセリフー を彷彿とさせます。「The Killa」自体が、おそらく王子様と狐のやりとりのオマージュなんだろうなと思っているのですが、この流れの持っていき方がとても凝っているなぁ…と思っていました。
そんな流れを切ってでも、今回はGGUMにしてほしかった…そんな想いと、スビンがいないことへの切なさから曲が始まる前は本当に泣きそうで、たった1人でステージに現れたヨンジュンに、もう涙腺崩壊。けれど、やっぱりチェヨンジュンという人はすごかった。切なさや寂しささえもエネルギーに変えて、余計に狂おしい程の気持ちをぶつけるようなパフォーマンスで呆然としました。こっちが狂いそう!
京セラドームという大きな会場で、たった1人で会場中を沸かせ、魅せたヨンジュンの精神力と圧倒的な存在感、改めてこの人を知れて良かった、大好きだな、と思いました。
コンサート終了後のWeverse Liveで、「スビンがいなくて、プレッシャーも更に感じるし、空っぽな気持ちだった。自身も無くなるし…」と言っていたヨンジュン。それでも1人でやりきってくれたことが誇らしくて、心の中でまた拍手を送りました。
「Back for More」〜「Growing Pain」までの流れは、相変わらず最高に格好良かった…!色々書きたいことはあるけど、書ききれないので少し飛ばして、「Ito」について。ツアーでは本編には入らなかった「Ito」。スビンが雑誌で「僕を想って聴いてほしい曲」としてあげていたので、曲調も相まってグッと胸にくるものがありました。スビンのパートをMOAが歌っていることに気付いたヨンジュンが、イヤモニを外して微笑んだ瞬間が忘れられないです。(全く同じタイミングでボムギュもイヤモニを外していたそうなのですが、私が座っていた位置からちょうど柱に隠れて見えなかった…)
ラスサビのスビンパートをMOAみんなで歌っている時、色んな感情が押し寄せてしまい思わず声に詰まって歌えなくなる瞬間がありました。あの瞬間、切なさとか寂しさもひっくるめて物凄く感動して、今思い出しても泣けてきます。コンサートであんな感情が生まれたのも、初めてでした。
アンコールで「Over The Moon」を披露した後のMC。スローガンのコーナーで、メンバー1人ひとり手書きの日本語で「今年の冬」「一緒にいれて」「幸せ」「僕たちのタカラモノ MOA」と披露された後、スクリーンに映し出されたスビンからのヘタクソな「愛してる」の文字にまた涙。ここで、私の周囲の席からもすすり泣くような音があちこちで聞こえました。
「Miracle」が終わって、コンサートが終わる…と、切ない気持ちでいたら、「ちょっと待ってえ!最終日だよ?!歓声が小さいと帰るよ?!いいの?!」と、テヒョン。MOAの大歓声の中、流れたイントロは「Blue hour」!まさかやると思わなくて、ジャンピング禁止の京セラドームで飛び跳ねました。スミマセン
「最後の曲です。12月だね、少し早いけど…」というヨンジュンのコメントで次の曲が何かを察して心臓をバクバクさせながら、流れてきた「Sweet Dreams」に今度は崩れ落ちました。大好きな曲、聴けて本当によかった。この曲、始まりと終わりがスビンなんですよね。スビンの優しい声に合っていて、特に終わりの声がすごい好きなんです。出だしはボムギュ、終わりはヨンジュンが代わりに歌っていてそれもすっごく良かった。中々2人の声で聴けることもないし。けど、いつかスビンの歌声でまた聴きたい…だから、次の機会をいつまでも待ってます。
メンバーがステージから居なくなり、コンサートの終わりを告げるVCRが流れる中、鳴り止まないアンコールの声。少し経って、メンバーがその声に応えてくれました!「MOA Diary」が終わってからも鳴り止まないアンコールの声に、ステージ上で4人が緊急会議。「声が小さかったら帰っちゃうからね!」と言うメンバーに大歓声の会場。
本当はものすごく疲れているだろうし、忙しいスケジュールの中、ここまでやってくれたのだからもう帰してあげた方が良い。頭ではそう思っていても、やっぱり帰ってほしくなくて、人生で初めて大声で「行かないで!!」と叫びました。自分でもビックリしました。本当にこの時間が終わってほしくなかった。それくらい、夢みたいに美しくて大切な時間でした。
「Cat&Dog」を披露して、ヨンジュンから「本当に最後の曲です。」と。そして「スビンが大好きな曲だから、スビンのパートはMOAが歌ってね」と。
本当にラストの曲は「Our Summer」。この曲がすごく聴きたくて、そしてやるなら一緒に歌うことになるだろうと思って、ひそかに歌詞を覚えていた曲。まだ完璧に歌うことはできなかったけど、MOAの合唱を愛おしそうに聴く4人の姿と、京セラドームに響き渡るメンバーとMOAの声がキレイで、とても愛おしい記憶として残りました。曲が終わって、4人がステージ中央で円陣を組むその姿がまた愛おしい。スビンの代わりのヨンモンのキーボルダーを持って「スビナアァアアッ!!!!」と叫んだボムギュのおかげで、切なくなりすぎに済みました。いつも切ない場面でちょっと笑わせてくれてありがとう、ボムギュ。(笑)
「本当に最後のご挨拶です。ここまでTOMORROW X TOGETHERでした!」
まさかこの挨拶でまた涙腺が緩むとは思わなかった…3時間30分。こうして文字にすると、すごく長いコンサートが、あっという間に終わってしまいました。
…ああ、また長くなってしまった!それなのに
書きたいことが書ききれない。随分偏った感想にってしまった気がする…。
とにかく、またTXTのことが大好きになった公演でした。こんなに胸がギュッと切なくなって、だけど幸せで愛おしい時間をくれて、本当にありがとう。長いようで短かった6ヶ月間。大変なことがたくさんあったツアーだったけど、走り抜けてくれたTXT全員にお疲れ様と、最大限の拍手を送りたいです。
まだ、日本でのスケジュールも残ってはいるけれど…来年もまた、彼等に会えることを楽しみに、また明日から社会の荒波に揉まれてきます。
そして、これからも5人が健やかに、幸せに活動してくれることを何よりも祈っています。
I’ll See You There Tomorrow!
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ここまでお付き合いいただいた方、ありがとうございました!
では、また次回。気が向いた時に🙋🏻♀️