添付ファイルにパスワードを付ける、は安全?
「時代の潮流」、時々わたしたちの思考はそんな言葉で止まる。
これまでわたしは、色々な会社と契約書等のやり取りをしてきて、感じていたことがあった。
たとえば不動産会社。部屋探しの際、大手不動産会社は物件の案内に必ずパスワードがついていたけれど、中小の不動産会社では、同じような内容の添付資料がそのままメールで送られてきた。大手と中小では違うな、と思っていた。
わたしとパスワード付き書類の出会いはこんな感じだった。
そして、会社を立ち上げて以降、重要書類は添付書類にしてパスワードを付けて送る。
けれど昨日、知人と、重要書類を添付する際、なぜにパスワードを付けるのかという話しになった。
もちろん、他人に見られては困るし、それが今の風潮でもある。けれど、それにはやっぱり理由がある。そう、コンプライアンスだ。
たとえば、わたしがA社の山田さんに送る予定の重要書類を、間違ってB社の山田さんに送ったなら情報漏洩になりかねない。だから別メールでパスワードを送るという流れになる。
けれど、そこがなんとも緩いという話になった。
間違った送り先に、続けてパスワードを送ったなら、パスワードの意味ないよね、と笑い合った。
丁寧な会社は、パスワードは追って電話などで知らせてくるけれど、まあ大体の会社は添付書類に、遅れて同じメールにパスワードが送られてくる。
う〜ん、どうだろう。
情報漏洩防止のためのパスワード、このやり方で果たして機能するだろうか。
面倒でも、プラットホームを変えるとか、電話するとか、異なるやり方にしなきゃあまり意味ないかもね、という話しになった。大体、誤送信というのは、送った本人が気づいていないのだから笑。だから、後で大問題になる。
時代の常識でも、あれ?と思うことがある。
※最後までお読みくださりありがとうございました。
※スタエフでも話しています。