他人軸から自分軸へ③〜自分軸ってなんですか?〜
元小学校教員、4児母のうみです。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。
両親の顔色を窺う時間を少しでも減らすために、まずは自宅から徒歩2分のところに住んでいる両親と第4子妊娠中に物理的な距離を置くことから始めました。
産前産後の実母からのサポートは、実母はサポートしているつもりかもしれませんが、こちらがお金をお払っているのに、やってほしくないことばかりするので、ストレスでしかありませんでした。
そのため、第4子の産前産後の実母からのサポートはこれもコロナを理由に全く受けないことに決めました。
次に私がしたことは、産後に育休コミュニティに入るということでした。
これが他人軸から自分軸へ①で書いたコミュニティです。
そのコミュニティに入ってから『自分軸』という言葉を知ったくらい、自分では他人軸で生きてきたことに全く気付いていませんでした。
そのコミュニティでは、自分は
「どんなことが好きなのか」
「どんな状態が心地よいのか」
「どんな価値観を持った人間なのか?」
などとということを言語化し育休テーマを決めていくのですが、わからな過ぎてなかなか決められず、なんとか書いたという感じでした・・・。
そのコミュニティは1期が半年間なのですが、私は3期にわたり1年半所属していました。
1期ごとに自分の育休テーマを決めているのですが、私のテーマは、
1期目は『整える』
2期目は『ゆるめる』
3期目は『〇~そのまんまでいいよ~』
でした。
1期目ではまずは産後の自分の心と体を整えたいと思ったからです。
それなのに、今まで他人軸で生きてきた私は、何か人の役に立つことをして「ありがとう」と言われなければ自分に価値がないと感じてしまっていて、とにかく人が足りないというところに首を突っ込みすぎて、やらなくてもいいことなのにやらなきゃいけないと思い込み、睡眠時間を削ってコミュニティ活動をしていました。
「子どもが4人いるのによくやるよね。」と言われることもありましたが、やっていないと自分がこの世に存在してはいけない気持ちになっていたんだと思います。
でも、私が時間をかけて一生懸命やっても、それが得意な人はさらっとそれをこなしてしまう。
そんな姿を見せつけられて、自分は役に立たない人間だと、より無力感を感じて、自己効力感は下がるばかりでした。
自分の好きなことも得意なこともわかっていなかったから、とにかく自分には社会人経験は教員経験しかないという引け目・不安・焦りからの行動からだったから、いい結果が出せなかったのだと今は感じています。
自分でやることを増やし、睡眠時間を削り、自分で自分を追い込んだ結果、自分がやらなくてもいいことをやるために、育休中だった子どもを認証保育所に預けるという選択をしました。
今となっては、育休中でも子どもを保育所に入れるという選択はよかったと思っていますが、私はそこまで自分を追い込まないと大事な事にも気がつくことができませんでした。
コミュニティに入った時に決めたテーマが『整える』だったのに、たぶん整えるために、一回今まで築き上げた全ての物を壊すという所で終わってしまったように思います。
その反省が2期目のテーマである『ゆるめる』につながっています。
④につづく。
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