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【第25話】物件交渉(ライバルに勝てるのか?) | B面(夫)

こんにちわ。
前話のおさらい。
人生初、物件申し込み宣言をした僕たち!!

しかし・・・そこにはもう1組、見えないライバルがおりました。
果たして、、売主様との交渉権は獲得できるのか!!?

さっそくどうぞ。

ライバルは誰だ。

まずは、相手のことを知ろう。と、不動産屋さんに情報を聞き出した。

ライバルは、建設系の業者A社。
古屋を解体して、擁壁を解体し、駐車場をつくり、建物を新築して販売するとのこと。
・建物の解体工事費用
・残置物撤去費用
・擁壁の解体工事費用
・土地の境界確定費用
全てA社がまとめて手配するので、売主さんにとっても、不動産屋さんにとっても
手離れがめちゃくちゃいい条件でした。
交渉金額は、1000万円前後ぐらいの金額を提示している様子。
(なんとなくの会話の雰囲気で予測)

これは、ライバルが強敵すぎる!!!!!!!!!!!!!
この条件より良い条件を提示できなければ、負けてします。。。

逆に、業社さんが購入する土地ということは、「見込みのある土地」だと思い、
これは「買い物件」であると心の中でガッツポーズ♪
そして、本腰を入れて戦略を考えると決意しました。

戦略を考える。


まず僕が、A社さんと比較して有利なポイント・勝てるポイントは何かを考えてみた。
・建物の解体工事費用→建物を活用するので、解体費用なし
・残置物撤去費用→自分たちで処分するので、撤去費用なし
・擁壁の解体工事費用→駐車場は近くを借りるので、解体費用なし
・土地の境界確定費用→ここは売主様にお願いしたいので、その分の費用はこちらが負担する

土地の境界確定以外は、条件を揃え、
確定費用分を上乗せして1030万円ぐらいで金額を提示しようと算段をし、その上で、A社さんとの決定的に違うポイントは、
「思い出のある大事なこの建物を、残して受け継ぐ」ということ。

築60年以上にも関わらず、建物の状態が良い。
これは大事に建物を使っているということで、外壁などのメンテナンスもしっかりされていることから、「この建物を大事にしていた」という思いがある売主様なのではないかと想像できる。

一点突破

僕たちは、この「大切にしていた建物を、受け継ぎたい!」という強い思いを売主様に届ける。という一点突破の戦略を取ることにした。
もちろん、直接お話しできないので、不動産経由で伝えてもらうので、不動産屋さんとの信頼関係をつくるため、しっかりコミュニケーションとっていきました。
日程を調整し不動産屋さんの事務所を訪問し、

「僕は建物の雰囲気がとても気に入りました。
60年以、建物を大事に使われていることが建物から伝わり、大切に使われてきたこの建物を、僕らが受け継ぎたいと考えています。もちろん、建物の瑕疵責任などは全て不要なので、何があっても売主様に責任を問いません。」

と、伝えてください。と不動産屋さんに依頼し、その場で売主さんに電話してもらう流れになった。
(まぁダメだったら、縁がなかったと割り切るしかない。)

電話の答えは・・・

電話から戻ってきた不動産屋さんからの答えは、、

「売主さんのOKいただきました!!」

本当ですか!!?OKってどういうことですか!!?
物件、この物件購入できるのですか!!?

「はい!売主さんも建物活用されることとても喜んでおりました。是非、お売りしたいとご返答いただきました。」

僕らの思いが届いた💓
ありがとう、遠藤さん(不動産屋さん)!!!!

物件探しから3ヶ月ほどで、ようやく・・・・
僕らは人生で初の中古住宅。「更地の家」を購入することに!!!!!

これまで物件探しをお手伝いしてくださった皆様、ありがとうございます。
ウミフウフはネクストステージに進めました〜!!!

物件探し編は、おしまい。(念願)

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