ドラマ「コウノドリ」を観た

反復流産を経て、現在3度目の妊娠をしています。
前回の健診が10週の終わり頃で、今は妊娠12週に入りました。まだまだ流産の不安を抱えつつ、ほんの少しだけ膨らんできたようにも見えるお腹にそわそわしつつ……な日々を過ごしています。

少し前から、通勤中や空き時間にAmazon primeでドラマ「コウノドリ」を観ていて、ようやく2シーズン分を観終わりました。

とても有名な作品なので紹介するのも今更のことではありますが、「コウノドリ」は全体を通して妊娠出産がテーマで、総合病院の産科外来を舞台に、各話ごとに妊娠出産にまつわる様々なケースを知ることができる内容になっていて、妊娠出産を控えている方や将来子供を持つことを考えている方には是非お勧めしたいドラマです。

ドラマは本当にリアルで、分娩時の赤ちゃんやNICUにいる小さな赤ちゃんがどう見ても本物に見えて、どうやって撮影しているのかな……と思ったら、どうやら正真正銘本物の、生後間もない赤ちゃんが出演していたようです。すごい。

第一話からなんだか感動してしまって、結局2シーズン最後までほとんど涙無しでは見られませんでした。
死産や母体死亡といった恐ろしく悲しい話もあり、どれも印象に残りましたが、今の私が一番自分ごととして感じられたのは「出生前診断」の話でした。ちょうど最近、夫と話し合ったばかりのことだったからです。

私たちは出生前診断を受けるつもりでいます。でも、不育症で、せっかく妊娠できたのに、わざわざ中絶を選択する可能性が出てくるような検査をするのかと葛藤する気持ちが無いわけではありません。
このことについてはまた改めてnoteに書くと思います。

このドラマを観て、妊娠出産にまつわるリスクがいかに多いか、改めて認識する良いきっかけにもなりました。
ただ、リスクについては正直考えてもキリがありませんので、妊婦としての私は、お医者さんを信頼しつつ、自分にできることをなるべく頑張るしかないのだと思います(塩分糖分の摂り過ぎや栄養バランスに気をつけるとか、適度な運動とか……)。

とにかく、まずは目の前のこと……次の健診で胎児の心臓が元気に動いていることを、願うばかりです。
「コウノドリ」の原作は漫画なので、機会があれば読んでみたいと思います。

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