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混血のカレコレ4章1話 解説(...?)

自分があまりにもストーリーを整理できていなさすぎるので、誰かに解説する形でメモすることにしました。考察や感想も含まれます。自分の脳が納得する為のメモなので、ご了承を…


冒頭

アヌビスはシディの人格を消し、ホルスの力を引き出そうとしていた。アヌビスからシディを守るため、ヒサメはリデュースを使用した。
しかしリデュースの影響で、ヒサメの寿命は残り一ヶ月にも満たない状況となっていた…。

病院にて

カゲチヨとシディはリデュースについて何も知らない。
そんな状況でカゲチヨとシディはヒサメの寿命だけを知らされることになった。
普段ならここで取り乱すカゲチヨだが、今回は珍しくも取り乱さなかった。なにやら異宙にヒサメを救う策があるらしい。

ふたりの後ろ姿が映る。カゲチヨが光、シディが影という一見逆ととれるこの構図。今後の二人を暗示しているのかもしれない…。

シディとヨーメイ

シディはヨーメイにヒサメのことを伝えた。
ヨーメイは自分が有情解放戦線からのスパイであることをシディだけに告白している。
そんなヨーメイだが、カレコレの皆とは同じ屋根の下で暮らし、時には困難を共に乗り越えてきた。ヨーメイにとってヒサメの存在はいつの間にか大切な存在となっていたのかもしれない。ヨーメイは自分も異宙へ行きたいと言いだす。
シディはそんなヨーメイの気持ちを汲みながらも、危険な異宙で力を使うことを余儀なくされれば、他の人に羊頭の女と同じ力だとバレて有情解放戦線の一員であることがバレる、とヨーメイを阻止した。

(ヨーメイの手を後ろに引く構図、初見はかなり唐突で大胆だと思ったけどヨーメイを説得するにはもってこいでした)

ヒサメを救う方法

戦闘能力の高い者たちがカレコレ屋に集められた。
理由はヒサメを救う方法であるアナンケーの呪いの危険性にあった。アナンケーの呪いは契約者の身体を「契約者が思う経験してきた中で最善の状態」に固定することができる。が、その代わりに代償を支払う必要がある。
作戦としては、ヒサメにこの呪いをかけ、代償が大きすぎて危険を及ぼすようであれば、力ずくでアナンケーに言うことを聞かせるというもの。アナンケーは月にいるが、地衝月以外で異宙へ行くには莫大な金がかかる。そこで、異宙で大量増殖しているゾンビを倒してくれるのなら、月へ行くルートを提供できるというエルフ第三皇子としてのアサヲから提案があった。

進行するホルスの呪い

ホルスの呪いを契約しているシディ。呪いの代償の話を聞いて自分にも同じことがもうじき起こると思ったのか、シディの精神状態は不安定になる。
精神が不安定になるとホルスが覚醒しやすくなるらしい。

盗み聞き

ヨーメイがバフォメットの能力でカレコレ屋の外に瞬間移動し、カゲチヨたちの話を盗み聞きしている描写があった。

スズキの問いかけ

アサヲたちは帰っても何故かカレコレ屋に残るスズキ。カゲチヨに何か言いたいことがあるらしい。
スズキはカゲチヨが以前から故郷の人々を元に戻すためにアナンケーの呪いを使おうとしていたことを言い当てた。
ヒサメと故郷の人間両方を助けようとするカゲチヨに、スズキが問いかける。

「もし1人しか選べない時お前はヒサメを選べるのか?
いいな大切なモンが沢山ある奴はよぉ」

くぅ.…!辛い!重い!
もはやこれはスズキの宣戦布告…。
ヒサメを一番に想うスズキと、仲間としてのヒサメを思うカゲチヨ。
この対比いいっすね…。

いざ異宙へ

異宙へは異宙生物を利用して移動する。空港にはアサヲが準備した異宙生物がいた。
異宙生物を簡単に操作できるようにするため、人間の企業が特殊な電極を開発し、その背中に人間が乗り移動する。
幼少期から山で過ごしたシディにとってみれば、再び人間の愚かさを目の当たりにさせられる出来事。だがヒサメを救う為にはやむを得ない状況。
シディは自然と人間社会のはざまで異宙生物に乗り込むことを決断する。

こういう負の側面や複雑な状況もリアルに描かれているのが、私がカレコレを好きな理由のひとつだと改めて感じさせられました。

トッププレデター

一方でトッププレデターも異宙へ向かっていた。
研究開発で増殖したゾンビを回収する必要がある。
最後はレンゲの登場で幕を閉じた。
レンゲが顔を明らかにしたのは、サブストーリ「鈴の吸血鬼編 最終話」以来、1年7ヶ月ぶりの再登場!
物語上では10年の月日が経っており、感染症により失われていた片目がオッドアイとなって治り、髪の色が半分変化していた。
レンゲはアザミにより吸血鬼として生まれ変わることに成功していた。



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