組織で働くということ

会社という組織で働いていると、
色々と考えることがあります。

わたしが働く会社では、
(どんな会社もそうかなと思いますが)
1人にひとつずつポジションが与えられていて、
わたしはそのひとつのポジションで仕事をしています。

そのポジションにはミッションがあり、
わたしのミッションはわたしの上司から与えられ、
わたしの上司はそのまた上司から、
どんどん上に遡っていくと
組織はトップダウンで支配されています。

みんなそれぞれのポジションで
それぞれに与えられたミッションをこなし、
組織としてのミッションが完成し、
やがては会社の利益になって、
その利益がわたしたちに分配されて、
わたしたちのお給料となり、
今のわたしはそれで生きています。

仕事とは、生きる手段。
安定した仕事で安定した収入を得る。
それは、人生において何よりも大切な優先順位。

今までずっと、そう考えてきました。

生きるためにはお金が必要で、
それはできれば多い方が、より良くて、
少しでも多く稼ぐことができる仕事に就く。
そのために努力する。

だからといって、何でもいいわけじゃない。
自分に誇れる仕事を。
誰かの役に立つ仕事を。

そして、楽しければなお良し。

そう思ってやってきたんですけど。

自分と向き合うようになってから、
自分らしい生き方を考えるようになって、
今の働き方が果たして自分らしいのか?
これからもずっと続けていけるのか?
疑問符だらけになってきたのです。

会社で働いている人なら大抵の人が、目標管理というものを求められると思います。
自分の目標を設定し、一定期間後にそれが達成されたかどうかを評価する、というようなもの。

これからどうなっていきたいか?

わたしには、今の仕事について
将来のビジョンがない。
やりたくてやっている仕事ではないから?
キライではないけど。

やりたいことを選べるわけでもない。
希望は出せるけど。
わたしのポジションを決めるのは組織だから。
わたしの仕事内容は、上司が決めるから。

そのミッションを達成したか?してないか?
自分はがんばったと思っても、
評価をするのは上司だから。
会社の利益に貢献していなければ、
プラスマイナスゼロなのです。


わたしは会社に、組織に、上司に、
完全に支配されていると感じています。
そして、
わたしという人間をどんどん搾取されている、
と思ってしまうのです。
わたしというカタチが、
全くわからなくなるほどに。

支配と搾取の応酬。
そしてわたしは個性を、名前を奪われ、
番号で管理される。

満員電車で知らない人たちと密着して心を削られ、
朝から晩までずっと会社にいて、
休憩もそこそこにずっと仕事してて、
やっと終わらせた仕事に対して
残業時間が多すぎる、
時間はかけるな、
もっとやれるだろう、
効率を上げろ、
この内容では足りてない、、、

がんばってもがんばっても、
要求は止まらない。
搾取は止まらない。

夜はお風呂と寝る時間だけで終わり、
ゆっくりご飯を作る時間もない。
栄養なんて二の次で、
そこにあるモノを口に入れるだけの。

人間らしい生活が送れないこんな毎日が、
一体いつまで続くんだろう?

わたしには、やりたいことがあります。
今の仕事とは、全く関係のない内容。
そのことを考えるだけでワクワクするし、
将来のビジョンもクリアに見える。

自分のやりたいことを、
自分が考えて、
自分が決定する。
全ての責任者は、わたし。

今すぐ、それを始めたい。
その衝動が抑えられなくなってきています。

でも、
その仕事は経済的に成り立つかどうかわからない。
今までのスキルは全く役に立たないし、
新しく資格の取得や勉強も必要です。

やるならば、全部イチからのスタート。

自分らしく生きるために、
生きる手段を捨てて、夢を取る?

わたしは今、人生の岐路に立っています。

と、言っている時点で、
わたしはもう、前しか向いていないのです。笑

選ぶ道は、決まっているんだと思います。笑

あとは、それをいつ始めるか?

モタモタ悩んでる時間はない。
心の声に、忠実に。

わたしの全てが搾取され、
わたしという人間が消えてしまう前に。

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