あの頃に戻れるなら


Night diverの歌詞のように

あの頃に戻れたら、何ができるんだろう…
そんなことを考えた

あの頃に戻れるなら
僕はは何ができるだろう

多分何も変わらなくて
きっと今の僕には変えられない

あの夏の少し前、夜な夜な読んでいた漫画があった

その漫画は
主人公の大好きなロックバンドのボーカルが、突然亡くなってしまう悲劇から物語が始まった

呆然とする主人公
でもどうしても真相が知りたくて
何か手がかりはないかと探し始める

そんな時突然、まだ結成される前の
バンドのメンバーが住む家にタイムリープしてしまう主人公!!
突然のことなのに何故か徐々に受け入れられていく主人公(バンドへの愛のチカラということで)ニヤリ

笑あり、涙あり、裏社会の不条理や仲間同士のいさかい、権利争い、そして胸キュン要素もあり、息を呑む展開の連続!

なんという、少女漫画的SFの世界…

(続きが気になる方は番外編へ)
まだ書いてませんが






今思えばこの漫画の作者様も、もしかして大好きなアーティストが突然亡くなってしまったのかもしれない

だから自分の気持ちをなぐさめるために
この物語を書き始めたのかもしれない

そして自分が愛したアーティストへの敬意と愛を
祈りに込めて、描き上げたのかもしれない


人はやはり、あの時に戻ることができたら…
そう思ってしまう生き物なんだろう

だからこそ今を、戻って来なくてもいいように
精一杯生きなきゃいけないんだと

教えてくれているんだよね
春馬くん


タイムスリップできるなら
せめてありがとうとお手紙を書いた手紙を渡したい
そしてこれから起こることを
防ぐための方法を教えたい
怪しいから読んでくれないかもしれないけど


半年以上経ってもこんな妄想を考えいる私です笑い泣き


春馬くんの存在は大き過ぎた
一晩で忘れられるような時間を過ごして来ていない
長い間ファンだったとかそういうことではなく
そういうことではなく!

時間の概念にはクロノス(時計が刻む時)とカイロス(精神的な時)があり、ゲーテは後者を重視した。ただ忙しければ良いわけではない。「今」という瞬間を真剣に生きる中に、真の充実と幸福があるとの洞察だろう

春馬くんがくれた時間は”カイロス”だった
いつも「今」を完全燃焼させ、真剣に生きていた
その姿を見た私たちもまた魂の触発を受け、精神的時間を共にしたのだった


だから忘れることなんてできないだろう
何年経ってもずっとずっと想い続けるだろう

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