GOT7は世界一のグループだと胸を張って言いたい_3
とてつもなく長くなってしまった…
■JJproject・You Are~LAST PIECEまで
ジェクの日本活動終了をかき消すように告知された5年ぶりのJJ projectの
カムバック。当時アガセみんな本当に大変だったと思う。
GOT7のためになるといわれて、乗り気じゃなかったジニョンがやると言ったJJカムバ。私は、ついに今までの後悔を事務所が清算しにきたなと思っていた。
どんどん、思い残す事がなくなっていく
ジェクが中国活動に力を入れ始めた時期でもあり、本当にグラグラの状態をよくみんな乗り越えたなと過ぎ去った今は言えるが当時は脱退するんじゃないか、グループが無くなるんじゃないか、JJは契約更新するんだろうか…と
不安要素が山盛りだった。
You Areの活動で久しぶりに7人の姿を生で見た時はさすがに泣いた。
日本ではもう見れない、韓国に来れない日本の友人を思っても泣けた。
やっぱりGOT7は7人がいい!それはみんな思っていた事だと思う。
そしてガッセが明確に変わったのもYou Are・Lookあたりじゃないだろうか
年数を重ねたグループなら当たり前だが、グループの編成が変わった。
ジェボムとヨンジェがメインボーカルだったのが、二人の分量がグッと減ってジニョンとユギョムの分量が増えた。2019年以降はさらに変則的になったが、4人の声質がまったく違う事も多様な編成が取れる魅力だと思う。
MVはFlyからジニョンが推されていたが、ハッキリとジニョンを推したい事が分るMVになっていた(俳優やってるから当たり前だとは思う)
ジェボムも先日の6期ペンミ変わりの配信で、LOOKくらいから自分達らしい
音楽になったと言っていたが、GOT7の魅力が存分に出せるような…
やっとガッセの”色”が決まったんだなと当時の私も思っていた。
この頃からさらにメンバーが作る曲が増え、ジェボムの曲がタイトル曲になる事がほとんどになった。
これは完全に私の憶測だが、事務所が求めるコンセプトをさんざんやっても
思った以上の人気や収益にはならず、また本人達が契約更新の意思が薄そうだったから、もう好きなようにやってみたら だったのかなと思った。
くどいようだが韓国では実収益より”大衆人気”が重視されるように思うからだ。
マネジメントが下手で有名なJYPだが、2021年は2つの新人グループが出るらしい。それに日本版TWICEを作るという話は何年も前からファンの間にも流れていた。年単位で先に動くはずなので、この頃すでにプロジェクトは進んでいだろう。
そんな中、ベテランの年数になる国内認知の少ないグループのマネジメントに費用も人も出せないと思うのは、会社の経営としては分からないでもない(だからといってそれを決して肯定はしないけれど)
会社にとってGOT7は少ない元手でバックが多いグループだったのだのではないだろうか。実際に売り上げは25%もあったそうなので。
日本もそうだがワールドツアーのセットのショボさやアンコールを
ペットボトルの水を振りまいて騒ぐ事で何とかするのは、初めかなり
衝撃だった。安上りがすぎる。
でも、会社からほっとかれなかったら、
私の好きなGOT7になっていないのでは?
とも思うのです。それこそ1で書いた時期では、若い事もあるが
自分の頭で考えるより、正解を話すというか…ジェボムも何かの時に
以前から”ファンの皆さんのお陰です”と言ってきたが、本当の意味では
言っていなかったと思う(分っていなかったと思う)という事を話していてそうそう!それファンに伝わってます!と思っていた笑
(良い悪いではなくアイドルの定型文だと私は思っているので)
もちろん売れたら売れたで、別の苦しみや苦労があるであろう事は
想像はつくけれども。
6期配信でも”俺らいける!”と思ったものがことごとくアレ??となった
という話をしていたが、それは確かに嫌でも全能感は無くなる…。
大衆曲が欲しい・東京ドームで公演をしたい…
彼らはいつからか、そういった話をしなくなった。
大人になったと言えばそれまでだが、それで腐っていってしまうアイドルが
大勢いることも知っている。
社内で推されているグループとのマネジメント格差やグループ内の人気
仕事量の差など、腐ろうと思えば腐る要素は山のようにあるが、
彼らは誰もそれを表には出さなかった。あれだけSNSが普及している韓国で。向けられる言葉も多いだろうに…
いつの間にかGOT7は、他のグループと仲良くしている話も聞かなくなり
グループでの仲の良さが目立つようにもなっていった。
もちろん見えない所での交流はあるだろうが、ヨンジェがいくつかの媒体で
GOT7でいるのが楽しいから、というような話をしていたが、
余分な情報をシャットアウトして何かを守っていたのでは、とも感じた。
他人や世間ではなく、過去の自分を比較対象にする。
大事な事は他人ではなく、グループの結束や自分との対話。
ジニョンがジェボムの誕生日に贈った言葉は、実はそのままGOT7にも
当てはまると私は思う。特にYou are以降彼らは”良い人間になろう”と努力して変化させていったように見えていた。その”良い人間”とは、自分が自分に胸を張れる そんな類のものではないかと思う。
アーティストとしての餅ゴリことJ.Y. Parkさんは好きなので
とても複雑な所だが、彼がいつもGOT7に使う
”初心を忘れないグループ“
という表現が嫌いだった
SNSや番組で話されるたびに、興味がないと言われているようで
(謙虚でいるのは大事だが逆に何年も新人みたいなのもどうなんだ)
あぁこの人はガッセと対話をしていないな、今のガッセを全く見て
いないんだと感じて非常に残念に思っていた。
ちなみに会社の名前がJYPなので未だに勘違いしている人も多いが
彼はもうJYPの社長ではないし、あくまでプロデューサーであり
会社がここまで大きくなりマネジメントも部が分かれているように
ガッセの不遇が彼の一存・一言で動いたとは思ってはいないです。
話はだいぶそれてしまったけれど、上記の事もあり、ある時からGOT7が
ただ謙遜しているのではなく自分の言葉で話すようになったと感じていた。
ファンへの気持ちも以前よりずっと実態をもった言葉になったと思う。
いつだったか、ジェボムが今回のアルバムに足りなかった部分はあるか
というような質問をされた際に”不足はない。もちろん次はさらにいい物を
作りたいが、今回は今回できる中で最大限作ったのでその点は満足している。”というような答えをしていて、かなり驚いた。
どんなに売れているグループでも”不足な自分達”や”まだまだ未熟”
などと謙遜するのが韓国では多いからだ。(もちろんガッセも使う事はあるが) 個人的にはいきすぎた謙遜は好きではないし、何より作った本人の
こういった姿勢がとても嬉しく、さらない好きになった一件であり
GOT7の変化を強く感じた時だった。
そして2018年の12月にはMiracleが出た時には、覚悟を決めろって事だなと
その後をちゃんと見守ろうと思ったのを覚えています。
고백송 (Confession Song)のハッピー感とはかなりの違い…。
2019年からはもう、完全にGOT7のカラー全開でずっと楽しかったし
グループとしての不安定感はなかったように思う。
デビュー当時のような元気はなくなっても、パフォーマンスが安定してきて
本人達もステージを楽しむ様子が見て取れた。
7人のステージが好きすぎて泣けた。
5期ペンミ…ジェボムの誕生日も、誰も簡単に契約更新するような事は
言ってくれなくて…
でも、散々僕たち永遠に一緒だよ と言っておきながらあっさり解散したり、
何の挨拶もなく契約を終えて去ってしまう人も見てきたので、
単にガッセが誠実というだけかもしれない。
最後になってしまったワールドツアーはソウルに行ったが、
EYES ON YOU ツアーとも違う、個人として強く成立した7人が集まって
力を存分に発揮・発散したようで全身がビリビリする良いライブだった。
私は当初、JJが二人の時に発するパワーが大好きだったが、いつの間にか
7人でパフォーマンスするときの魅力の爆発が一番好きになっていた。
2019年で言えばYou Calling My Nameもタイトルからしてガッセらしいなと思ったのだが、気づけばそう思えるほどアガセは大事にされてきたのかも。
ネット記事になるほどマネジメントの酷さが明るみにはなっているが、
2019も2020も、実は2回カムバしている。
今は時代が違うと言われてしまえばそれまでだが、だいだいデビュー4.5年目くらいからは個人活動が中心になって年1カムバすればいいほう…そしてそのまま最後のカムバ無しかデジタルシングルを出して終了というのが今までの韓国アイドルの流れだったので、間にツアーが入るのを仮定しても意外とリリースはしている。
活動の期間はものすごく短かったけれど、特に最後のカムバは何とかして
活動させて貰ったかのような短さだった。
マネジメントチームと、何があってこうなったのか分からないが、
現場チームのスタッフさん達が楽しかったとインスタを上げていて
彼らをサポートしてくれる人達も確かにいたんだなと、少し救われた気持ちになった。
最後のアルバムのWタイトルがBreath (넌 날 숨 쉬게 해)とLAST PIECEでよかった。明るく爽やかにガッセらしく胸の高鳴りを歌って、LAST PIECEでしっかり最後のピースを埋めて去っていく。
全員でのパフォーマンスは、今日が最後らしい
そう聞いた日、
呼び込まれた7人は全員で飛び跳ねて、楽しそうに登場した。
授賞式で!!7年目を迎えるアイドルが!!笑
”GOT7らしい”
そう感じるくらいの時間は、彼らを見てきたと思う。
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