GOT7は世界一のグループだと胸を張って言いたい_2
色々あった日本活動
日本人なので、切っても切り離せないのが日本活動。例に漏れず自身の感情が荒れる事もあった。普段あまりに冷遇されている日本のアガセなので日本で活動している間は、日本のアイドルになってくれたような…浮気相手の彼女かのような気持ちになった事もある笑
ちなみに私の日本活動参加はモリ↑ッテヨから。
自国で、自国の言葉でやってくれた事に関してはとても感謝している。
昔からKpop界隈で日本はATM扱いというのはあったので、初めはあまり気にしていなかったが、恐らくスケジュールが最高潮に過密の時に行われたショーケースツアー初日は、前ツアーとセトリもほぼ同じであるにも関わらず練習不足が目立つ公演だった。
今思い返せばコンサート以外で日本活動の下地を作っていないのに、タイや英語圏スタイルとも全く違う内容をこなすだけで大変で、日本の公演に思い入れや特別感を持てという方が無理なのでは?と思ったりもするが、
当時は会社からもメンバーからも蔑ろにされているように感じて、韓国でやる音楽番組や公演と同じようなクオリティが見たいのにと悲しくなったりもした。
※書きながら思い出したのだけど、この頃日本でのガッセは公演ごとに
クオリティが違いすぎて(多分スケジュールのせい)どこにいけばアタリなのかわからないから、全部行かないと消化不良!と個人的には思っていた。
その後も、ハイタや公演では誰かしらが調子が悪かったり帽子を目深にかぶって顔を見せてくれない事やMCでほとんど喋らないなど色々とあった。
ジェクの途中離脱も、彼の母国を考えたら納得せざるを得ないけれど、
せめて本人からお別れの言葉を聞けたらもう少し気持ちを整理できたように思う。
"今日が最後の公演なんだ”って思いながら彼等を観る日がくるんだな と
代々木第一体育館の天井を見上げながら思った事を覚えている。
ただあの時マークパパが"子供達の力になりましょう”と親たちに声を掛けて
日本公演に集まった話は有名だけど、それほど本人達にとっても辛い時期
だったのではないだろうか。
その後、半年ほどあけて6人での活動が始まった。もちろん本音は本人達にしか分からないけど、このTURN UP ツアーは物凄く色々考えてくれたんじゃないかと感じた公演だった。ジェクのファンではなくても、7人でない事に耐えられず離れていってしまったアガセも多くいたように思う。
もちろんこの頃もめちゃくちゃ忙しいスケジュールで、6人編成に変えなきゃいけない負担を考えたら日本活動やめたほうがいいんじゃないかと(契約上無理なのは分っていても)思うほどだった。
それでも武道館ではJJPの曲まで披露してくれて、まさか日本で観れると思わなかったのでリハの音漏れから涙腺が壊れていたが、最後の挨拶でヨンジェがボロボロ涙を流した事や、今でこそ色々話してくれるけど当時(時に日本では)全然自分の話をしてくれなかったジェボムが"実は少し辛かった時期がありました"と、自分の進みたい道とグループの進む道とを悩んだ話を、声を震わせながら話してくれた事はきっと忘れないと思う。(大事な話があるというので寿命縮んだ)
Fan Connecting Hall Tourでは、というか色んな所で通訳&MCとして関わってくださった古家正亨さんに感謝しかない。MCが違うとこうも違うのかと思ったし、自分達で楽しくなってMCを置き去りにしがちなガッセを上手く舵を取って頂いて…!グループへの理解も感じてファンとしてとても嬉しく、私と友人は敬意をこめて古家のアジョシと呼んでいる。
Road 2 Uのツアーでは色々あったけれど、今までなぜそちらの方へ・・・?というコンセプトが多い(個人的にはガッセにあまり合っていないのではと思っていた)中、I WON'T LET YOU GOが出てきてすごく嬉しかった。
私達が観たかったのはこういうコンセプト!!!という曲もあったので、やっとこれから、こいうガッセが見れると思っていた。
もう見れないのは本当に残念だ。
このツアーではガッセと出会ってきた四季を巡るコンセプトで構成が組まれていて、これもまたお別れを示唆しているようで心臓に悪かった記憶。
そして年が明けての神戸公演の後に、運営とパフォーマンスのムラを嘆いた個人のnoteが大炎上していた。私は彼の人が悪意を持って書いたとはとても思えなかったが色々な人がいるのだと改めて感じた一件だった。
Jus2のツアーも、とても思い出深い。
ジェボム・ユギョム以外のメンバーにとってはアイドリング期間になってしまいファンは辛い時期だったと友人は言っていたが、ジェボムファンとしては大騒ぎでした(ジェボムファンです)
<FOCUS> PREMIERE SHOWCASE TOUR IN JAPAN は思い余って全日程行ったのだが、MCや中継でメンバーが入ったりジェボムがファンを待たせながら笑 自分の伝えたい事を日本語でゆっくり話す姿が印象的で、ユギョムは通訳の人に韓国語を聞き取ってもらえず、発音が下手ですみません~と可愛く和ます場面も懐かしく思い出した。ステージではグループの中でもガツガツ踊る2人のパフォーマンスは、シックなのに力強くセクシーで新鮮だった。
ジェボムのソロステージでは、会場がクラブみたいになる照明で、ジェボムのやりたい事が明確に表現されており、あぁこの人はアイドルじゃなく
こういう方向に進みたいんだなと、妙に納得して泣けた。
そういえばハイタッチ会ではジェボムがニコニコとハイテンションでどんな話にも返してくれるため会場が相当ざわついていたのも良い思い出。
そして私にとっては最後にGOT7を観た公演(6人だけど)
GOT7 Japan Tour 2019 "Our Loop"
私は日本アルバムの中でLove Loopが一番好きだ。切ない曲が多いが日本曲の中では一番、韓国活動に近いように感じていたのかもしれない。
切ないけどポップでキラキラしていて、あの夏のツアーをそのまま表したようなアルバムを今聴いていても甘酸っぱく感じる。
東京と福岡と2日間ずつ行ったが、福岡の2日間は本当に良いステージだったと思う。かなり前列で観たという事もあるが、あんなにも気迫に飲まれる公演は久しぶりだった。
特にI WON'T LET YOU GOは、メンバーの多くが好きな曲にあげている事もあるかもしれないが、今まで”日本でも韓国と同じようなクオリティのパフォーマンスがみたい”と思っていたのが叶ったように思う。恥ずかしながら、隅々まで行き届いた熱のあるパフォーマンスを前にして自分が泣いている事に気づかないほど胸を打たれたステージだった。
ガッセの、まるで明日が無いかのように全力のパフォーマンスは本当に楽しくて、こちらも全力で音楽に乗って、サプライズもして・・・
ただ拶後にそそくさとはけてしまったので、会場がザワついていると、
ちょっと待っててと言われ…何事かと思っていたら
Sing for Uの真っ白な衣装で舞台の高いセットから歌い始め…
あ、今日が最後かもしれない
と彼らの表情を見て直感的に思った。最後までその気持ちは拭えず
実際、終演直後に友人へ「日本のガッセは今日が最後かもれしない」と
衝動的にLINEをしていた。
正直コロナが無ければ、あと1回くらいはCD発売とハイタはあったかなと思うが、やっぱりライブはあれが最後だった気もする。
日本の契約が終わり、JYPからではなくアガセがヨントンでメンバーから、もう日本でCDが出せない事を聞いたり、直接的ではないにしろメンバーがインスタで発信してくれたりはあったが、、なんともあっけなく日本活動が終了してしまったのは本当に残念だと思う。
思い返すと様々な事があった日本活動。最後に本人達に感想を聞いてみたかった。
日本ではタイトル曲にワイワイ系ソングがくるので(好きな人もいたけど)
私はアルバム曲で好きな曲が多いです。自分の母国語で、推しグループの
大事な曲が生まれるのは嬉しい限りだった。
1でも書いたように、良質なセンチメンタルに襲われるものもあって
MEET MEはさる事ながら、STAY・FLASH UPやSEESAWなんかも好き。
昔よく日本セトリに入ってたANGELも懐かしい。
振り返れば日本曲で好きな曲も多かったようです。
さっきTwitterを見て、確かにと思ったのだけど
日本で最後に出したSing for Uがまさに、今日のインスタのメッセージに
合うのではないかと。
ハイタッチ券の交換に奔走したり、抽選ものに大枚をはたいたり…
過ぎてしまえばすべてが良い思い出。
ある時、韓国のサイン会で仲良くなった韓国人の子に
正直、韓国のファンとして日本活動ってどう思う?と聞いた事があった。
彼女は、韓国では会場がないからツアーができないけど日本では
沢山ツアーがあるから嬉しい。日本語の発音で歌うのも可愛くて新鮮
と言っていて、もちろん一意見にすぎないのだけど
そういう感じ方もあるのか。と印象に残った一件だった。
日本の活動の後半は、あまりにスケジュールが忙しかったのもあるし
日本語が上達したかと言えば苦笑いをせざるを得ないが、それでも
その時その時で、何かプラス1してくれようとしているのは
伝わってきていたと思う。
もちろんファンとしてしんどい事も多かったが、
タワレコの展示やコラボカフェや、最後はプラネタリウムまで
日本でしか見れない姿も、確かにたくさんあったんだと改めて。