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【育児】慣らし保育録

4月から子が入園し、いよいよ保育園生活が始まりました。

といっても、最初は慣らし保育期間。

慣らし保育とは、いきなりフルタイムで預けるのではなく、保育園に慣れさせるために徐々に預ける時間を長くしていくシステム。

確かにその方が子どもにとっても親にとってもいいですよね。
ただ復職をその期間中にしてるとしんどいだろうな、自分は完全に慣らし保育が終わってから少し余裕を持たせての復帰でお願いしたのが良かったな、と思ったので、これから復帰日を考える人の参考になれば幸いです。

うちの園での慣らし保育期間は2週間。
私も子も初めての経験なので、子の反応や所感など、記録をしていこうと思います。

…と書き始めて気づけばもう5月。
保育園生活、あっという間です。
でもせっかくなので投稿しちゃいます。

summary

結論から申しますと、我が子、順応早すぎ
正直、苦労している親御様方には申し訳ないのですが、あっという間に慣れてくれました。

0歳児でよくわかっていないから、というのもあろうかと思いますが、逆にこちらが寂しくなってしまうほど、呆気なく預かられていましたとさ。

そもそも慣らし保育って何をもって「慣れた」と判断するのか、初心者の自分はそこからだったので、素直に保育士さんに尋ねてみました。

すると、とりあえずうちの園では、一番は「ご飯を食べる(ミルクを飲む)かどうか」とのこと。

確かに今まで体調を判断する時も、発熱とか具体的な症状以外では、ミルクを飲むかどうかが結構重要な基準でした。
単純に栄養が摂れないと命に関わりますもの、当然ですね。

我が子は食いしん坊で、今まであまり食欲がなくなったことがないので、勝手に「それなら余裕だわ」と夫と笑い合っていました。
そして、実際にそうだった、という話。

ただ、少し大変だったのは、こちらの準備不足洗礼

元々二次選考での内定だったこともあり準備期間が短く、「まぁいけるだろう」という謎の楽観もあり、後から色々対応が必要になったので、その戒めも込めて記録します。

子の状態としてはかなりイージーモードなケースということで、参考になるかわかりませんが、以下にて詳細を綴ってまいります。

慣らし保育録

4/1

初日は入園式で預かりはなし。
夫にも午前中だけ仕事を休んでもらい、一緒に参加しました。
保育士さんの紹介、事前の面談で受けた説明+より具体的な送り迎えの流れや設備についての説明、その他園児についての聞き取りなどをされ、1時間弱で解散という簡潔なものでした。
入園式用の飾り付けがされていたので、その前で写真を撮ったり、持参物をロッカーにしまったり、「保育園始まる感じ」を少し味わい、その日は園を後にしました。

通園は基本自転車。
フロントシートをまだ購入していなかったのと、一応まだ0歳だから…ということで、抱っこ紐におんぶのスタイルで行くことに。
休日に一度おんぶスタイル自転車はやってみていたので、何とか行けそう、ということがわかりました。

4/2

慣らし保育1日目。
まずは9時〜11時の2時間でした。

いや2時間短すぎ。
久々に平日にひとりで荷物を気にせず買い物できる!と近所のスーパーや薬局や百均に行ってぶらぶらしていたら、あっという間にお迎えの時間。
荷物は一度家に置いてくるはずが、そのまま園に向かうことに。

送りの際は離れたことにも気づかずおもちゃやつかまり立ちなどをして遊んでいて、こっちが寂しくなるくらい呆気なく別れてきたのですが。
迎えに行くと、駆け寄ってくるとまではいかないものの、近づいたら泣きながら寄ってきて抱っこを求めてくる子。
か、かわいい…!
その後も帰り道の間ずっと鼻を啜っていました。

泣いたのもありますが、早速というべきか、今までそんな出てた?というくらい鼻水が出るように。
ずっとしまってあった鼻吸い器をようやく使う時が来たか…!と思いつつ、今回は準備する暇がなくとりあえず拭くだけに留まりました。

4/3

慣らし保育2日目。
前日と同じ9時からの2時間。

この日は結構な雨で、自転車通園の私たちにとって初めての困難が早くも立ちはだかりました。

少し前から雨予報でしたが、おんぶスタイルで上からレインコートを着ればいけるかな、なんて思っていたら…
なんとレインコートが入らない…!

試していなかった自分たちが悪いのですが、思えば、抱っこなら前も閉じられるゆったりした上着でも、おんぶだと袖が通らず着れなかったな、と。

とにかく直前すぎたので、送りは何とか傘を差して向かいました。
比較的濡れずに済みましたが、片手運転は危ないし、坂道は結構恐怖を感じたので、迎えまでにせめて雨具を何とかしないと…と、2時間はそれに費やしたのでした。

とりあえず100均で、袖を通さなくても良いようなポンチョタイプのレインコートを購入。
実際に着てみて、子をおんぶした状態も想定し、何とか子まで覆えそうで一安心。

しかし実際に外に出て自転車に乗ってみると、風で捲れ上がるしフードはすぐ脱てしまうので雨粒が顔に当たって見えづらく運転しにくいという問題が。
また、子の上に被さるので通気性が心配になりました。

ただ迎えの数分くらい運転の危険よりは、と色々耐えて耐えてもらい、何とか無事家に辿り着くことができました。

とにかくフロントシートとレインカバーは急務だ、と強く思う機会となり、寝かしつけの間必死にリサーチしました。

慣らし保育自体は至って順調で、送りは前日同様、迎えなんて来ても気づいているのかいないのかわからないくらいおもちゃに夢中になっていて、話しかけても「あ、来たの?」くらいの感じで平然としていましたとさ。

4/4

慣らし保育3日目。
この日から給食が始まり、3時間に。

特に問題もなく、遊んで食べていい感じに満たされてご機嫌の状態で帰りました。

4/5

慣らし保育4日目。
朝が少し早くなり8時半〜の3時間半。

子はすっかり慣れて、保育士さんの抱っこに安心しきっているようで。

逆に親が、この朝早いスケジュールに慣れるのに大変だなと思い知らされるはめに。
実際私が復職したらこの時間になるのですが、朝起きて風呂に入ってご飯を食べて用意して…をしていると今までより1時間早く起きなければならず。
お風呂は本当は夕方がいいと思うのですが、家の構造上ワンオペではだいぶきつく、せめて自力で立ったり歩いたりしてくれるようになってから…と、今は朝入れることにしています。
夫にも協力してもらいつつ、こればかりは慣れていくしかない、せめて夜は早めに寝るようにしよう、と思うのでした。

4/8

慣らし保育5日目。
休日を挟み、前日と同じ3時間半…のはずが、日曜に発熱して、熱は下がったものの気になる発疹もあったので保育園を休んで病院へ。

先に湿疹が出たので突発性発疹ではなさそうだし、関係あるのかもよくわからず、とりあえず症状も落ち着いているので様子見することに。

4/9

慣らし保育6日目。
この日から昼寝ありで8時半〜14時に。

前日は欠席したものの特に問題もなく、久々にゆっくりする時間ができました。
といっても家のことやら何やらして昼ご飯を食べていたらあっという間なのですが。

4/10

慣らし保育7日目。
前日同様14時まで。

順調なので少し遠出。
実際に復職した後のイメージをより明確にするために、自転車で送り、駅前に駐輪、電車に乗る、というところのタイムスケジュールを確認しました。

駐輪場はもともと定期契約が予約でいっぱいでできず、一時利用になるのですが、この日はなんと行ったら満車…!
何とかギリギリ入れてもらえましたが、どうやら新学期がはじまって埋まるのも早くなったそう。天気が良い日は特に早いんだそうです。
一応想定はしているけど、通勤始まったら一度自宅に戻るのはかなり面倒、しかも電車の時間ギリギリ。
それが問題として浮かび上がった日でした。

一方子は、迎えに行くと出口まで出迎えてくれるかのようにとびきりの笑顔でハイハイして来てくれて、愛しさで死ぬかと思いました。
来るのがわかっていたのだろうか…。
ご機嫌なようで何より。

4/11

慣らし保育8日目。
この日からおやつありで15時半まで…のはずが。

送ってから2時間、ひと通り家のことを片付けて一眠りするか、と思ったら突然園から電話。

どうやら嘔吐したそうで、朝ごはんの離乳食とミルクがほとんど出てしまったとのこと。
さすがに一発お迎えのレッドカードですぐ園に向かうことに。

熱はなく、でも泣いていて、帰りの自転車でもちょっと元気なさそう。先生は眠いのかも?とも仰っていたけれど、咳き込んだ後に吐いたとのことで、調べた感じ、痰が絡んだ拍子の嘔吐かなと。
帰宅後少し水分補給をして、昼寝して、ミルクを飲ませてみたら飲んだので一安心。
念のため午後に病院にも行きましたが、診察では特に大きな問題はなく、痰を切る薬を処方されて終了。

4/12

慣らし保育9日目。
前日より少し伸びて16時半まで、ですが。

前日早退しましたが、病院でも問題なく、登園不可になるような感染症の疑いもなく元気だったので、登園させることに。
15時半までもクリアしていないものの、16時半まででやってみようということで、やっと長時間ゆっくりできる!と思いつつ、いつ電話が鳴るかビクビクしながら過ごしていました。
夕方が近づいてきた15時半ごろ、今日はここまでいけたんだ!と思った矢先に鳴る携帯電話。

「お熱がありまして…」

お迎え確定で向かいましたとさ。
帰宅後体温を測ってみたら、体温計の差かもしれませんが、熱はなく、機嫌も元気も良かったので、結局原因不明のまま早退となりました。

これで慣らし保育は終了。
週明けからフルタイムで預けることになります。
復職後は18時まで預かってもらう予定でしたが、復帰を少し遅らせてもらい、まだ育休中。
保護者がお休みの日は17時くらいにはお迎えに来て欲しいとのことだったので、慣らし保育のMAXを経験しないままこの週は17時迎えに。
1日咳止めの薬をもらうために休んだ以外は問題なく、17時までをクリアしてしまいました。
次の週からはいよいよ復職。これでいけそうだな、…と思いきや、週末に発熱し、月曜早朝まで持ち越したため、いきなり復職失敗でした。
翌日からは無事途中お迎え要請もなく、復職できましたとさ。

入園前に必要だった準備

1.通園手段の確認

いや、してましたよ。
3月中に徒歩+ベビーカーで実際に行ってみて、行けなくもないかな〜くらいだったので、1歳になったら自転車に乗せるとして、しばらくは徒歩でいいかな、なんて思って、あえて急ぎませんでした。

ところが、直前になって夫が「自転車の方がいい」と言ってきて。
もちろんそれはその方が楽だけど、自転車の装備を見直すには時間がなさすぎる。

直前の休日に自転車屋に行って、結局やはりその場では決めきれず資料を持ち帰り。
しばらくは抱っこ紐におんぶで通園することになりました。

2.自転車用チャイルドシートとオプション

しかし先述の通り、保育開始早々に雨の日が訪れ、自転車おんぶで雨具を使うことの難しさに直面。
早急にチャイルドシートとレインカバーを買おう、と、慣らし保育の束の間の休みや昼寝中に猛リサーチ。
できれば自転車屋で買って設置までプロにお願いしたかったですが、間に合わないのと、ネットの方が安いのと、種類が豊富だったこともあり、通販で購入しました。
その週末には届き、夫に設置してもらい、翌週から無事チャイルドシートデビューを果たすことができました。

3.哺乳瓶への名前記入

これをすっかり忘れていました。
3日目から園で昼ご飯を食べるので、離乳食後のミルクに哺乳瓶が必要で。
その哺乳瓶にももちろん記名が必要になります。

そもそも哺乳瓶の量も足りない、と、慌てて通販で2つ、160mlと240mlを1本ずつ購入。

保育園に持参したところで、先生に「哺乳瓶にもお名前の記入をお願いします」と言われて気づいたのでした。

取り急ぎたまたまカバンに入れていた油性ペンで直接名前を書きましたが、やはりダサい。
見せびらかすものでもないですが、洗うとすぐとれるし、やはりシールがほしい…!と思い、慣らし保育中に少し足を伸ばしたところの品揃えが多い百均へ。

防水防熱のひらがな1文字ずつのシールを見つけ、5シートほど購入しました。1シートに1文字につき2枚。幸い我が子の名前に重複する文字はないので、ペタペタと貼っていきました。

線が細いので切れやすくはありますが、とりあえず1ヶ月以上はもっていて、思ったよりは長持ちしそうです。


…とまぁそんなこんなで何とか保育園生活が始まり、慌てて追加で用意しながらも、軌道に乗せることができました。

また、育休復帰後の話も書けたらいいなと思っています。

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