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【妊娠後期】【人生設計】臨月、バースプラン、家族計画

臨月、そして正産期に入った。
出産まであとは陣痛などの兆候を待つのみとなった今、近況や最近考えたことなどを記しておこうと思う。

体調について

出産の兆候
前駆陣痛や陣痛とは

正産期に入り、妊婦健診では特に問題なく、胎児の成長具合もおそらく3000gを超えている(38週の健診でエコー省略されたけどその前が2900gだった)。
この後の一般的な流れとしては、陣痛が来て、間隔が狭まってきたら病院に電話し、入院準備物を持って向かえばいい、ということになる。
そのため、今気にするべきは、陣痛と破水と胎動の有無だ。

胎動は以前も書いたように激しいのでわかる。
37週目にいつもよりだいぶ大人しく少ない時があったので心配になり、健診とは別の日に病院へ行ったことはあったが、心拍も正常で問題なかった。
(正直今一番怖いのが知らぬ間に心拍が止まったりすることなので、過敏になっている節はあるが、万が一のこともあるため受診はしておいて良かったと思う)

破水も、自分の意思で止められない漏れなどは今の所ないし、大々的なものは来たらわかるだろうと思う。
先月一度うたた寝から起きたらパンツが結構濡れていて、「高位破水」の可能性もあるので念のため電話して時間外に受診したが、ただの多めの尿漏れだった、ということもあり、こまめにトイレに行くようにしている。

一番わからないのが陣痛だ。
36〜37週ごろ、夜中にきゅーっとお腹が収縮する感覚があり、それを健診で話すと「前駆陣痛かもね」と言われた。
確かに「陣痛=子宮の収縮」と聞いているが、「生理痛のような痛み」とも言われている。生理痛なら下腹部だと思うのだが、私のそれはみぞおちあたり、つまり子宮だとしても上部なので、果たして本当にそうだろうか?とも思ってしまう。

お腹の張り?胎動?

「子宮の収縮」は「お腹の張り」と表現されることもある。
ここまで来て何だが、「お腹の張り」というのが正直いまだによくわかっていない。
分娩監視装置を何度かつけて、「ユニット」の波が大きく動いた時、というのはわかった。お腹がきゅーっとする感じと同時だったのでそれのことだというのは何となくわかる。しかし位置が曖昧で、今も活発に動いてくれる胎動と区別がつかない。

また、「なんか今お腹固いな」ということもあり、それが「お腹の張り」と言われるようでもあるのだが、胎動や胎児の体勢にもよるのではないかとも思う。

胃の不調は健在

…とそれなりに前駆陣痛のようなものを感じてはいるものの、まだその時はしばらく先かなと思って呑気にこの記事を書いている。
というのも、胎児が下がってきていると胃の不調も緩和されるというのに、いまだ胃のむかつきや横になっている時に胃から上がってくる感覚があるのだ。だからまだ本格的に進んではいないのだろうと思っている。
ただ、恥骨や骨盤の痛みは前より小さく、動きやすくはなった。と言ってもお腹の大きさで制限はされるのだが。

子宮口の開きと内診グリグリ

臨月以降の健診の際の経過を綴っておく。

37週の健診では子宮口は開いておらず、赤ちゃんもまだ高い位置にいるとこのこと。
この時からいわゆる「内診グリグリ」があった。男の先生だったので指が太かったのか、結構痛かったし、終わった後も違和感が残った。事前に「この時期から内診の負担が増える」と病院から通達はあったが、陣痛や出産時に比べたら大したことないにせよ、これは確かに負担だな、と思った。(えっちな漫画でも見てちょっと濡らしておけば良かったのか…なんて考えたりもした)

38週では子宮口は指一本分開いてるか開いてないかぐらいで、赤ちゃんは下りてきてるとのこと。
内診グリグリはあったが、今回は女性の担当医だったので、指を入れる際は前ほど痛くなかった。ただ卵膜を剥がすためだろう、中で一部を押し広げるような動作をされた際は痛かった。一方向だけだったのでその辺りの違和感がすごく、どうせなら満遍なく全方向やってくれた方が良いのに…と思っていたが、そういうものなのだろうか。
今日少し出血するかも、と言われたが、特にしなかった。

体調や健診結果を見ると、やはりまだもう少しかかりそうだ。
あまり育ちすぎると出てくる時大変だろうから、ほどほどに促しつつ、見守っていければと思う。
それまでに、陣痛など兆候の感覚がよりわかるように、色んな人の声を参考にしつつ、お腹の様子に注意していこう。

最近の取り組み

バースプラン

出産に向けて、最近行った主な取り組みについて記していく。
36週に入った時の助産師外来でバースプランの話をした。その前の診察でバースプランについてのアンケート用紙を宿題として出されていたので、書いて持参したのだ。

一番の願いは、とにかく元気に生まれてくれること。
それ以外はなるようになれば、くらいで特に考えていなかったが、SNSで流れてくるものやネットで検索した際の体験談、妊娠出産関連の漫画などを見て多少知識を得た私は、一応ざっと調べて考えたことを書いてみた。

まずは無痛分娩・計画分娩について。
無痛分娩も対応している病院だったので、希望すればできたのだが、結論としては基本通常の自然分娩で行くことを選んだ。
痛みはないに越したことはないが、いきみにくくなること、痛みが全くなくなるわけではないこと、長引くと赤ちゃんも苦しくなること、無痛だと+20万円かかること、初産婦なので計画は難しいこと…。
他にも色々メリットとデメリットを見比べてみたが、私自身、痛みに弱くはないと思っていて、楽観的すぎるのだろうが大便の上位互換くらいに考えているので、まずは普通に頑張ってみて、痛すぎて耐えられなくなったら麻酔を打ってもらう方向にしたい、と伝えた。
病院的にも、分娩中の切替えも可能なので初産婦にはまず自然分娩に挑戦してみてほしい、という方針だったので、概ね合致した感じだ。

次に、夫の立ち会いについて。
せっかくの機会だし、2人の子ども、2人のこととして認識してもらうためにも、立ち会ってもらおうと思っていた。
夫に聞いた際もすんなり承諾したのだが、「逆にぼくはいいけど見られてても大丈夫?」と聞かれて迷ってしまった。確かに、出産に立ち会うということはいきんでいるところを見られるわけで、大便の時を見られているような感じになるのかもしれない。大変な様子を見てほしいわけでもなかったし、気心の知れた夫とはいえ恥じらいを感じてしまった。
でも始まってしまえばそれどころではないとは思うし、やはり夫とその瞬間を一緒に体験したかったので、立ち会う方向で決めた。

その他の要望としては、会陰切開について。
その存在を知ってから地味に恐れている。その瞬間は陣痛や出産の痛みでそれどころではないか逆に楽になるとは言うが、いきんだ瞬間に裂けてしまうのも怖いし、かと言って切られると考えるとそれも怖い。
切開する場合は麻酔を打つのか尋ねたところ、裂けそうだと判断したらちゃんと麻酔打ってから切りますよ、と回答をいただけてホッとした。
また、その後の回復についてもまだ若いから大丈夫、とのことだった。

あとは演出とかは特に望んでいなかったので、とにかく母子ともに安全な方法で、ということを強調して面談を終えた。
かかっている病院では記念動画を撮ってDVDをプレゼントしてくれるらしく、それは良いなと思って有難く受け取ることにした。

ストレッチ

会陰切開の恐怖もあり、また外に出ない日もあったので、毎晩ストレッチをするようにしていた。
骨盤や恥骨の痛みがまだあるので、特にベッドに横になってからできるものを、寝る前に行う。

参考にしたのは以下のサイト。
基本はひとつめを覚えて毎晩している。ふたつめはしたいのだがヨガマット的なものがないので座ってやるのが難しいのと、元々股関節が固いのでお腹もつっかえてこの体勢では体が前に倒れないので断念した。
かわりに寝た状態でなるべく股関節を開く体勢をキープしたり、力を加えたり、皮膚を伸ばすことを意識するようにしている。

用品を揃える
Amazonらくらくベビーの利用

一部はすでに準備していたのだが、細かいものや大型のものはまだだったので、そろそろちゃんと揃えておこう、ということでネットショッピング。

肌着は買っていたが、退院時の赤ちゃんの服はセレモニードレス的なものが良さそうだったので、安定の西松屋(通販)で服を数着購入した。
水通しも済ませてある。

また、入院グッズとして、いらないかなと思っていたのだが、助産師さんからあった方がいいよと言われ、以下のものをAmazonで購入した。

  • ペットボトル用ストロー付きキャップ

  • 栄養ゼリー(食欲がない時用)
    ※カロリーが摂れるもの

  • 母乳パッド

そこで利用したのがAmazonプライム会員にお得な「らくらくベビー」というサービス。
そのひとつに、出産準備お試しBoxのプレゼントがあった。「マイベビーリスト」という欲しいものリストに30点以上入れてその中から700円以上購入するとベビー用品サンプル詰め合わせがもらえるというものだ。
そのリストにはベビー用品と限らず何でも入れて良かったので、上記の入院グッズなどで条件をクリアし、おむつ数枚など色々もらえた。

※詳しくは公式ページ等を参照ください

そしてチャイルドシート、ベビーカー、ベビーベッド。特にチャイルドシートは、退院時におそらく車で移動することになるため、先行して購入した。
ここでもAmazonらくらくベビーを利用。
らくベビ割引というサービスがあり、マイベビーリストから20000円以上購入すると次回から指定のベビー用品が10%オフになるというものだ。
ただしこれは条件を気にする必要がある。割引が適用されるのが「Amazonが販売・出荷するベビー用品」となっており、リストに入れていても適用されない商品もある。そしてこの条件が、最初の20000円購入も該当商品でないといけないのかわからず、もしかしたら10%オフできたかもしれないものを普通に買ってしまったりしたので、買う順番は考慮した方がいい。

こうした物品の購入は、どこでどんなものを買うか、あるいはレンタルにするか、家族とも話し合ってしっかり考えるべきだ。
割引率やポイント還元、配送料など、少しでもお得にできればいいなと思う。

産休中やりたいことリストの進捗

以前別の記事でやりたいことリストを書いた。
もう1ヶ月半になるが、進捗を確認してみる。

  1. note:一応投稿できてる。頭の整理や文章化の練習にもなっていい。

  2. 料理:毎日作ってる。夫の昼ご飯と冷蔵庫内とスーパーの品揃えを考慮して晩ご飯の献立を考えるのが難しい。自分の昼は食欲ややる気の問題で手抜きがち、晩のあまりを回しがち。時間配分が課題。

  3. 家事:骨盤等の痛みが少しマシになったので、運動にもなるからと掃除や片付けも頑張ってる。アイロンはまだ1回。台を百均で購入したのでもう1回くらいは…。

  4. ゲーム:未クリアのSwitchのポケモンは全く進んでいないが、ポケモンGOを結構精力的にやってる。ウォーキングの動機になってちょうどいい。

  5. お絵かき:専門書買うとか練習とか今のところ全くしてないが、人体のパーツ毎の練習をしたいと思ってる。特に手や足。

  6. 楽器:全く触れていない。諦めた。

  7. 読書:実家から積ん読小説は持ってきてもらったが手をつけられずにいる。そろそろ1冊くらいは…しかし漫画の読み返しがあるのでそれを終えてから…。

  8. 断捨離:衣類は一度やって、不要物を実家に引き取ってもらうなどして少しすっきり。あと靴下や下着類を減らしたい。

  9. ハンドメイド:一度試みたが良いパーツに出会えず多分このまま断念。

  10. 美容院:先月クリア。理想の色にはならなかったが染めて短くもして楽になったし気に入ってる。

  11. 花見・写真撮影:1人で近所の公園に桜やチューリップなどは見たり撮ったりしに行ったし、休日に夫と大好きなポピーとネモフィラを見て撮ってきた。フィルムも現像済み(サムネイルに使用)。次のフィルムは、出産後、子どもを撮る時に。

  12. 近所の開拓:1ヶ所クリア。なかなか良かった。天気の良い日にもう1ヶ所行ってみたい所ができた。

  13. 平日しか行けない店:特に思いつかず定期券は切れ、時期的に1人で電車に乗って足を伸ばすのが不安なので断念。

  14. 入浴剤:滑ったら危ないとか、衛生的に控えた方がいいかな…と言うのもあるが結局夜風呂が面倒で使わなかった。

先述の胃の不調というのが厄介で、そのせいもあって夜中寝つけないことが多く、日中の眠気がすごいため、あの時思い描いたほど消化できてはいない。
どうしても料理と家事が優先、隔日で外へ出て食料品の買い出し(ついでにゲーム)、noteは1記事書くのに結構時間がかかる、あとはだらだらSNSを見てしまうなど。
ただ、どう過ごすかは個人の自由で、ストレスがないのが一番だ。
そう言い聞かせて、残りの産休を楽しみたい。

これからのこと

出産報告について

さて、いよいよ出産が迫ってきて、出産後育児以外に何をすれば良いか考えなければならなくなってきた。
そのひとつが出産報告だ。

まずは家族
私も夫も初孫で、楽しみにしているはずだから、なるべく早い方がいい。
お互いの実家に、写真と名前と母子の状況を報告する。各々LINEしておいて、可能ならそれぞれビデオ通話でもできればと思う。
感染対策などから夫以外は立ち会いや面会も不可なので、退院後、体調によって都合の良い時に会いに行くか来てもらうかで直接見せられたらいいなと思っている。

そして産休育休をもらっている職場にももちろん必要だ。
諸々の手続きのため総務部は必須として、あとはやはり礼儀として社長、産休育休担当の役員、直属の上司、そのラインの上長には一緒にメールを送っておこうか。しかし仕事の引継ぎなどでお世話になった案件上司まで入れるべきだろうか…。
考えてみると「生まれたら連絡して」と総務の方には言われているが、どう連絡すべきか詳しくは聞いていない。
初回の連絡だからとりあえず無事生まれた旨と日時、名前、性別(もう伝えているが)くらいを記載すれば良いかと思っているが…。
こういうのは先人の知恵を借りるのが手っ取り早いだろうから、先輩に聞いてみようと思う。
あとは仲の良い同期や飲み仲間の同僚、部署のメンバーのトークルームに軽く投げておこう。

それ以外の友人等には、生まれるまで何が起こるかわからないこともあり、あまり自分から話していなかったので、子どものことを知っているのは10人にも満たない。
その人たちにだけ直接LINEしても良いが、これから関連した投稿もするのだろうと思うと、SNSで報告しておきたい気もしている。
(大学の友人先輩後輩と僅かに職場の同僚と繋がっているだけの鍵垢である)
センシティブな話題ではあるが、そうしている人も多い。もちろん報告なしに突然子どものことを投稿していた人もいる。ただ現時点で知っている人は皆繋がっているので、手っ取り早く、また個別LINEよりは気軽に報告できるという利点もある。

しかしSNSで報告するなら投稿内容の文面も考えなければならない。
母子ともに健康とはいかず、実はしばらく入院していて…といった投稿を最近いくつか見た。
私は正直不妊治療や流産を経験してから、元気に生まれて育っている他人の子どもの様子を見て、純粋に楽しむ反面避けることもあったので、見えないところで皆色んな事情を抱えていることを知れて、気持ちが楽になった。
そんな心の支えになれるのなら、私も軽く触れてみようかと思っていたりする。
流産のことはそれこそ家族でも実母にしか言っておらず、仲の良い友人も知らない。
同情が欲しいわけではなく、こんな人もいるよ、ということを伝え、誰かの何かに良い影響を与えられたら良いなと思うのだが、どうなのだろうか。少し検討してみたいと思う。

家族計画

夫が最近「子どもは3人欲しい」と言ってくるようになった。
1人目もまだ生まれていないのに。
正確には結婚前後からそう言ってはいたが、どうやら本気らしいと改めて感じるほどになってきた、ということだ。
私も2人は欲しいと思っているが、3人が現実的に可能かどうかは検討の余地がある。
しかしそれを叶えるなら、1人目が生まれた後、早めに考えていかなければならない問題だ。

私は自身がそうだったので、きょうだいは3歳差くらいがいいかと思っているが、年齢が上がるにつれて身体的なリスクも増えることを考えると、なるべく早く産みきっておきたい。
しかし時短勤務などを利用するとしても共働きは続けるつもりなので、仕事との兼ね合いもある。

最短で無理のない範囲だと2歳差だと思っているが、その場合、育休から復帰した頃にはすでに妊娠しているかすぐ妊娠することになる。
復帰後の生活に慣れる前につわりの時期を迎え、最短では1年も働かずまた産休に入ることになる。
それは果たして職場的にはどうなのだろう。
逆に1年以上働いて慣れてきてある程度任されるようになってからまた休みに入って引継ぎする方がかえって負担だったりもするのだろうか。
間隔をあける分にはある程度計画できることでもあるから、事前に相談はした方がいいのだろうか。
ただプライベートな話でもあるし、私のように思ったより間隔があくこともあるから難しい。

以前の記事で書いたように、個人的には家庭重視の人生設計だ。

就職先を決める前から、子どもは2人は欲しいと思っていたし、概ね同じ意見を持っていた人と付き合っていて結婚するつもりだったし、会社に言われて変えるものではない。
しかし今の会社でずっと働きたいと思っているし、母子の健康面さえクリアできるなら何歳差で産んでもいい。
でも3人目を30代前半までに産もうと思うとやはり2〜3歳差以内になる。不妊治療期間も考慮する必要がある。

つまり、下記を検討し優先順位をつけなければならない。

  • 子ども3人マストにするかどうかと
    年齢差

  • リスク回避のためのなる早出産

  • 会社や仕事の状況や都合に合わせた
    勤務体制や期間

  • その他家庭の問題
    (経済的状況や夫との家事育児分担等)

そのための情報収集や夫を主とした関係者への聴取が今後求められる。
何なら、上述の出産報告でも示唆した方がいいのかもしれない。一応職場の人が見ているところで、「3人産む予定だからまた休むかも」ということを仄めかすのだ。
いずれにしても、これを実行するのは自分だから、自分が良いと思う、頑張れる、ストレスの少ないやり方を考えていきたい。

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