早稲田大学の政治経済学部への転部
(2018年11月23日記)
こんにちは、海です☺
よくTwitterで政経への転部について質問をもらうことが多いので記事にします!
☞ 政経への転部
結論から言うと死ぬほど勉強したけど受かりませんでした。('_')
私は12月から勉強をはじめて2月くらいまでやってました。
1月と2月はそれぞれ合計300時間以上勉強したかな。聞くと受かってる人も落ちた人もみんなそんくらいやってたみたいでした!
でも冷静に私は勉強始めるのが遅かったかなと思います。笑
受かっている人は8月から勉強してる印象です。転部や転学を専門にしている塾に行ってる人も何人かいたみたいです!(秋冬からやって受かってる人もいる!)
私は1年の冬はダンスのサークルと学生団体に入ってて、両方めちゃめちゃ行きたいと思ってた合宿があったけど涙を飲んで2か月くらいお休みもらいました。犠牲でかすぎじわる。
自分は国際政治経済学科にいきたかったので政治学の科目(政治分析入門と政治理論入門)、経済学の科目(ミクロ経済学入門とマクロ経済学入門)とTOEFL が必要でした。
TOEFLはすべての学科の志望者に共通してたと思います。
一応2018年度の応募要項を張っておきますね。
転部試験要項
☞ TOEFLどんくらいとればいいの?どうすればいいの?
TOEFLは長期留学の申請、塾講バイトで生徒の受験直前冬季合宿の講師とかも8泊9日やることあってバタバタしてたからあまり勉強が出来ず、80点しかとれませんでした。
しかも時間がなくて受け直せなかった。笑
希望としては100点くらいとりたかったかな、時間あるなら100点あったらいいかなと思います。明確に何点以上だと有利、とか足切りとかそういうのではないので分からないけど!実際60点台だったけど政治学科受かった人もいたみたいだし!
政経のダンディなおじさんは、「学科ごとに出る試験とTOEFLの合計で合否を決める」、みたいなことを言っていました。
TOEFLの対策は過去問を何周かするとか単語帳を覚えるとかやってたと思う。友達は英字新聞の多読やリスニング対策もしていました。
☞ 政治経済学部への転部でなにをどうやって対策したか
本音をいうと大学受験の時と違って、開示もないし、手応えはあったから自分がどうして落ちたのかよくわかってないです。そんなに助けになんなくてごめんね。
なので自分がやった勉強法と教科書だけ貼っておく!
ひとまず政経のHPにあるこの転部試験の過去問をやってほしいのだけど模範解答がないので自分の中で完璧に近い答えを出せるようになるまで勉強する必要があります。
じゃあまず政治学から('_')
★政治学
1.有斐閣の政治学
政治学の勉強用です。いまでも愛用しています。
感想を言うと、有斐閣の怖さは、量があってその学問のことが網羅されてるように感じるから1冊読んだだけでその学問の履修が完了したような気持にさせることだなと思いました。
(ちなみに有斐閣は心理学と社会学も持ってます)
この本を3周はした気がします。
例えば「ハンナアーレントの権力の構想について説明してごらん」っていわれて自分で800-1000字のエッセイが書けるようになるまで読み込みました。人の名前もその人の考え方もたくさん覚えたかな。
わたしは暗記系ほんとうに無理で大学受験での敗因も世界史だったくらいなので、すごく時間がかかったけど暗記系得意な君なら余裕だと思いますほんとに。
実際世界史で学んだ偉人もたくさん出てきたような気がします。あと結構常識があればとっつきやすいです。大丈夫よ。
2.有斐閣の政治学の第一歩
すごいすごい分かりやすいです。本当に政治学初心者でもわかるように書いてくれたんだろうな~~~ってかなり作者に感謝しました。
これは1周呼んだだけかな。。でも太字の単語は全部説明できるようにしました
3.有斐閣の現代政治理論
めちゃとっつきにくかった!びっくりした!でも読みごたえがありました。これは結局全部は読まなかったです。最初に挙げた有斐閣の政治学を読んでわからないなあとおもった部分だけ索引から調べて読んでいました!あとは過去問みていてわからなかった部分とかはここを参照しました。
いま挙げた有斐閣の政治学と、政治学の第一歩、そして現代政治理論は、政治学科のひとが主に使っている教科書らしいです!うええ!('_')
4.公務員試験クイックマスター
これをつかって演習していました!インプットだけじゃなくてアウトプットも必要かな~~とおもって!!かなり分かりやすかったです。普通におすすめ。気持ちだけ公務員になれます。
これも全部ではなく、過去問をみていて、ここらへんが大事そうだなと思ったところを抽出してやりました。
次は経済学!('_')
★経済学
1.経済学入門
1周しました。
すごくわかりやすくて感動しました。
ミクロ経済学もマクロ経済学もとっつきやすいと感じました。普通に好きな学問だと思った。どんな理屈もなんでも計算にできる人類ってすごいな(偏差値)って思った。
個人的にはこの時に身に着けた知識がボスキャリのときにやってた金融の勉強とかに活かせてたから結果オーライかなと思っています。
公式や考え方はその本で学びましたが、練習問題とかは足りないかなと思ったから以下も買いました。
2.らくらく計算問題
あとは自分の友達で政治経済学部に通ってる人にスタバとか貢いで、授業で使ったプリントを全部コピーさせてもらってください!
あとわたしは、政治経済学部で行われている中間試験、期末試験も上がってるので過去問印刷して全部解いたかな!!笑 リンク貼りますね!笑
答えがないのでそれも政治経済学部の知り合いに確認してもらうといいかもしれん!
本番は1クラスに全学科合わせて20人くらいいて、全部で5人くらい受かっていたような気がします。顔見知りがいる人もいたみたいで、ところどころから話し声がしました。
受かったら面接があるのでスーツを着て受験する人が多かったです。ほとんどの人は徒労に終わったけど笑笑
わりと犠牲にするものが大きいけどここでやったことは後々にかなり色んなところ(インターンとか自分の専攻科目の授業中とか留学とか外国人と話してる時とか)でやってよかったなあと思うようになると思います。どっちに転がっても後悔しないと思うよ!笑
でも犠牲を伴ってやるからには受かりたいという気持ちはわかります。勉強頑張ってください!