理念はわかるが差別を包括的に解決するのは難しいのでは
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三行記事要約
・人権研究所が「すべての人の無差別平等の実現に関する法律」案を作成
・人種、障害、職業などに基づく区別、排除、制限または優先を差別と定義
・近くウェブサイトなどで公表、法制化に向けて活動を進める
自分の投稿(誤字など修正)
これは踏み込んだ法案だと思う。
”人種、障害、職業などに基づく「あらゆる区別、排除、制限または優先」”とあり区別と排除に加えて優先も含まれている。
少数派側にこの3つを適用すればそれは多数派側と平等にもなるだろう。
対象の抜け漏れ指摘あるが、人種、障害、職業”など”とあるので理解できる。
この団体の主な政策対象である被差別部落に話を限れば区別と排除はもちろん、場所によっては存在するある種の利権、優先もなくしていくという事なのだろうか。
ただ一口に少数派と言っても社会での同一化、あるいは問題の陳腐化の進み具合は属性によって異なる。
部落問題は大分差別も薄まり、それに伴い優先や保護もなくしていく段階なのかもしれないが、障碍者差別などではまだ社会インフラが万全ではないため当分合理的な配慮はなくならないだろう。
これらすべてを包括的な法案一つでまとめるのはなかなか大変なことだと思う。