2022/08/31 紙文化の弊害
新型コロナ対応で炙り出される数々の追いつかない施策。
その根幹にあるのが政府の『紙文化』信仰です。
『紙文化』信仰のご本尊は法律だったりします。
法律で紙による明文化を指定している事も多々あります。
各省庁の文書、民間企業の文書も法律で細かく保存期間が決められています。
法律は簡単に変更できないので、原本は紙で利活用は電子データなんていう裏技が横行しています。
また、こういった文書情報は保管・保存することが主目的なので、利用を考えていません。
法律でも省庁を跨いだ情報の利活用は想定されていなかったりします。
こういう省庁間の壁を高くすることが権威であったりする時代もあったので、省庁内でしか使えないような物の集まりになっていたりすることも。。。
昭和や80年代ぐらいまでならそれでもよかったのでしょう。
もうその頃から40年も経っているんです。
それなのに法律も各省庁も80年代のままと言って良い位の遅れた世界が日本政府です。
例えば、銀行です。
80年代では、物を買って購入金額を振込みするために、銀行窓口に振込依頼書を出して、指定口座に振り込んでもらっていました。
現在は、スマホから自分で指定口座に振り込み出来ます。
現在では窓口で振込する際は高額な手数料を支払う必要があります。
現在は、紙用紙を使い、人力で処理する事に手数料がかかる時代になっている訳ですが、日本政府は電子化が遅れたために、紙と人力に税金を使わないといけなくなっている状態です。
これでは事項すべき政策は満足に実施できるはずがありません。。。
これから法律を変えて、政府システムを構築するとなると100年以上かかるでしょうね。
これまでの税金は、『安倍のマスク』で分かったように国民全員分の紙用紙を作るために使われてきたんです。
これからは国民が家に居ながら自治体サービスを受けられるような世界を作らないと受け入れられないでしょう。