雑感 2021/09/26
テレビには、自民党総裁選最後の週末という事で4候補の露出が増えている。
経済政策はリアルなのでお題目にはあるものの、余り具体的にならないし、突っ込みも弱い。
逆に、原子力政策や靖国参拝はだらだらと議論。
この話題ならいつまでもやれるから。。。。。
原子力政策は、いくら良い技術、経済性があったとしても発電所等のプラントを作れないのでほぼ進まない。
原爆投下から福島原発崩壊まで、自治体誘致、住民理解は当分得られることはない。
もし可能となる場所があるとすると、相当量の保証金が投下される必要がある。
こういった具体例は、原発銀座である福井県若狭湾エリアに行けば良く分かる。ここまですれば可能だ。
まあ、テレビでは紹介できない話題なので、そこに触れることなく議論は進む。
技術的には出来るけど、場所と金が無いというところに行き詰って終了。
靖国参拝は、A級戦犯が合祀されているが故に国際感情から問題視される問題。
一般的には、戦没者慰霊碑でやれば良いだろうとされている。
靖国神社にこだわる。イコール軍国主義思想を思い出してしまうという事らしい。
本当の敗戦国であれば、戦争開始から終了までの政府、国家機関は一掃して新たな国づくりを行うのだが、日本の場合はアメリカ主導で戦中体制を残したまま国の再建を行ったがために色々なひずみが生じている。
靖国参拝はその歪みの一つ。
早々に、国立戦没者慰霊施設を造り、8月15日の式典はそこでやればいい。
8月15日以外は、原爆資料館の様に不戦の誓いを深める資料館にすればよいと思う。