2022/09/17 入管施設での死者
結構頻繁に入管施設で収容者が死亡するというニュースを聞く。
これは何なんだろう?
特に、病気などで適切な処置が行われないままに死亡するケース。
入管施設とはどんなところなのだろう。
感覚的には不法入国、不法滞在の者を強制退去させるまでの一時的な場所だと思う。
そこに何故長期間にわたって収容されることになるのか???
犯罪者であれば、起訴までの収容期間等は決まっているが、入管ではそういうものは無いらしい。
入管を制御するものは何もない状態だそうだ。。。
『強制退去』と言っても、日本の場合は強制退去を命じられた者は自費で帰国することが大半らしい。
ここがもっとも日本らしい。
だから、入管施設に長期収容されている者は、
・自費で帰れない
・自国に帰る場所が無い
・日本に生活の礎がある
等々の自分で施設から出て行かない人という事になる。
こういった状況が施設側の無慈悲な扱いに繋がっている恐れがある。
「自費で帰らないお前が悪い」という事だ。
法的には国外退去なので、帰る場所が無い人にも「帰れ」と言っている訳だ。
こういった日本の法律の狭間が状況を悪くしている。
入管施設は法務省管轄なのに、法の実行が出来ない事を分かっていながら何も変えない姿勢が日本らしい。
そして、法務省管轄の場所で人が死んでいる。。。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?