2022/05/02 IRキャビネットシミュレーター(2)

Marshallアンプの後にmooer RADARを付けたら音がリアルっぽくなってギターを弾くのが楽しくなった。と昨日書きました。

IRキャビネットシミュレーターどの辺りが良いのか?
音がリアルとは何なのか。

ギターの音は、
ギターそのものの音 ~ ギターの音を拾うピックアップ(マイク)~ ケーブル ~ ギターアンプ ~ スピーカー
の順で出てくる音を耳で聞いています。

エレキギターの場合、住宅事情からもありスピーカーからそんなに音は出せません。
そこでヘッドホンを使うんですが、そうなると経路がギターアンプの後のスピーカーの部分がヘッドホンアンプ~ヘッドホンに変わります。

しかし、このヘッドホンで聞くのギターの音は薄っぺらいもので、スピーカーで聞く音ではないのです。
だったら、この部分をキャビネットシミュレーターでスピーカーの鳴りを再現したらスピーカーから出た音を聞いている様になるだろうという事です。

こうやって、ヘッドホンでもスピーカーから出た音を聞いている様になったのですが、何が良いかと言うと、、、
・音の歪みが良く聞こえる
・イコライザーの効きが良くなる
・ピッキングニュアンスが聞き取れる

特に『イコライザーの効きが良くなる』に関しては効果大です。
ヘッドホンで聞いていると低音を増やしたり、高温を増やしても、元々音が薄いのであまり効かない。
キャビネットシミュレーターを使うと、スピーカーの鳴りにイコライザーをかけるので非常に良く効きます。
音がリアルっぽくなるという点では、ここが一番大きいように思います。

実際、ヘッドホンでギターで弾いていた時よりイコライザーをよく触りますし、今までしなかった様な設定で新しい音を発見出来たりもしています。
エレキギターを弾く人にはエフェクター集めという音の追及の仕方がありますが、真空管アンプにキャビネットシミュレーターを通したらイコライザーの設定で様々な音を発見できると思います。

今回、古いギターアンプを修理して真空管アンプを見直し、mooer RADARを買って、さらに音を見直す事ができたことは大変良かったと思います。


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