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テントサウナと薪とアッキスおじさん
テントサウナはテント内で薪ストーブを焚きます。そこで当然必要になる燃料が、薪です。
と、いうわけで、いつでもテントサウナを楽しめるように薪を用意する事にしました。おりからのソロキャンプブームのためか、ホームセンターにいけば薪はすぐ買えます。
おじさんの住んでいる所は、朝霧高原というキャンパーに人気のスポットにそこそこ近いためか、この手のグッズが充実しており、非常に助かります。サンキューキャンパー。
さっそくご近所のいろいろなホームセンター等で薪を物色し、購入してきました。薪を購入する際に用意しておくと便利なのが薪袋です。こういうやつ。
車に積み込むときに木くずが散らばりませんし、持ち運びも楽になります。ついでに木炭を買う事も多いですが、いっしょに積み込んで運べます。
そして、購入したはいいのですが、安さにひかれて買った薪が、「焚火の時のメイン薪」用の物で、ストーブに入れるには少々大きすぎました。そこで、ホムセンのキャンプコーナーで購入した薪割り斧「アッキス」の出番です。名前がいいですよね。アッキス。
薪割りとか、はじめの一歩のトレーニングシーンくらいでしか見た事ありませんでしたが、チャレンジしてみると結構気持ちよく割れます。さすがに節があると苦戦しますが、乾いた丸木であればスコーンと割れます。ちょっとしたアミューズメント気分でなかなか楽しいです。おじさんはおじさんのため、数をこなすと疲れますが。
アッキスで割った薪のいくつかを、今度は鉈を使ってさらに小さく割っておきます。これは、焚き付け時用の小さめの薪ですね。おじさんは山の民なので、マイ鉈は持っています。これで準備万端です。
ちなみに、ストーブに着火する時には、着火用の炭があるとかなり便利です。着火用の炭と新聞紙、焚き付け用の薪からスタートすれば、安定して着火可能です。
そして、あると便利なのがガスバーナーです。おじさんはお刺身やチーズをあぶって食べたいと思って購入した、こちらを流用しています。
おなじみのイワタニのカセットコンロで使用するガスボンベ、ありますよね。あれに取り付けて使えるお手軽なバーナーです。これがあれば、着火時になかなか火が付かなくて手間取る、なんて事態とはサヨナラです。
テントサウナで使う薪は、なんといっても火力が出る薪が重宝します。あとは、香りが良い薪だと嬉しいですね。香りの方はヴィヒタを併用したり、乾燥ヴィヒタを戻す時に使った水でロウリュしたり、なんなら、アロマポットをテント内に持ち込んだりしてフォローする事もできます。
このあたりをいろいろと試すのも、テントサウナのひとつの楽しみなのかもしれませんね。
さらに、大きめの薪を購入してきて自分で割るのもいいけれど、どうせなら薪自体を自分でどうにか調達したい、という、もはやキャンプとかテントサウナとかでなく林業に足を踏み入れかけてる皆さま、最近はあるんですよ。
バッテリー駆動式の電動チェーンソーが。休日のおじさんに大人気のマキタ製です。MLB球団、ロサンゼルス・ドジャーズの選手には、チームカラーの紺碧色、いわゆるドジャー・ブルーの血が流れているそうですが、休日DIYおじさんにはマキタ・ブルーの血が流れているのです。
ご近所の山をお持ちの皆さんに伐採のお手伝いを申し出て、引き換えに薪用の丸太をいただいたり、生え放題になっている裏庭の木を伐採して薪へ流用する、なんて事もできますね。
薪の準備は、全て自分でやろうとすると、なかなかに大変です。キャンプブームのおかげで、電動工具やバーナーなどの便利な道具が充実していますので、楽しめるところは楽しみ、楽をできるところは楽をしながら燃やしていきましょう。
そして一仕事終えたところで、そう、サウナに蒸されに行くのです。