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奥田@有料版vol.122:自動車保険あるある【本記事は無料で読めます】

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<2017/11/01配信>

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奥田雅也の
「無料メルマガでは書けない法人保険営業ネタ」
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奥田@有料版vol.122:自動車保険あるある
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いつもお世話になります。
奥田です。


先日、ご契約者の法人さんから
電話が掛かって来ました。


電話主は社長の奥様です。


「社長が珍しく駐車場で
車を擦ったんで
修理したいんですけど、
保険を使って直した方が
良いですか?」

「修理費用はどのくらいですか?」

「今、ディーラーに来てて
修理の見積を頼んでるんですが、
多分30万円前後です」


基本、私は自動車保険は
引き受けません(笑)


ですが、この法人さんは
どうしても断りきれずに
引受をしました。


この法人さん、私が唯一、
自動車保険を引き受けている
法人さんです。


通常、自動車保険は
大きな収益源ですから
自動車保険を取り扱わない
代理店は異例だと思います。


ですが、私の考え方は
「自動車保険は自動車のプロ」
に任せて、生命保険を含む
他の保険は全て任せて頂く、
というものです。


私が自動車保険を取扱わない
理由は以下の通りです。

・事故対応を間違えると
クレームになり一気に信用を落す。

・事故処理に合わせて
車両入替等の保全業務の
投下時間が多く、自動車保険は
生産性を押し下げる要因の1つである。

・事故の有無で保険料が変動し、
それによって業績が変動するので
自動車保険のウェイトが高いと
業績を安定させ難い。

・個人分野においては、
通販型自動車保険が
全盛になりつつあり、
この分野に参入するメリットは
ほぼない。

・なによりも事故処理は
メーカーが提供するサービスであり、
代理店が提供するサービスではない。

→事故を起こした契約者しか
享受出来ないサービスを
代理店が提供するサービスとして
定義づけするのは、
他の優良顧客に対して失礼であり、
すべての契約者に享受して頂く
サービスこそが代理店が提供すべき
サービスである。


異論・反論は多くあるでしょうが、
私はこんな考え方で対応しています。


実際に大きな声では言えませんが、
ディーラーや整備工場等に
自動車保険を任せておけば、
有事の際には何かと「都合よく」
対応してくれます(笑)


さらに自動車保険の手数料も
ディーラーや整備工場に入りますから、
それを車両購入時や車検費用等の
「値交渉」のカードとして使えます(笑)


もちろん、保険のプロですから
自動車保険の内容について
アドバイスを求められれば
対応します。

話を本題に戻します・・・


冒頭にご紹介をした
唯一、自動車保険をお預かりしている
お客様からのお電話の件です。


ちなみにこの法人さんは
フリート契約者で、
自動車保険を使う事で
割引等級が下がって確実に
保険料が上がる
ノンフリート契約者ではありません。


ですから、年間保険料にもよりますが、
30万円程度の損害で
保険を使うかどうかはちょっと微妙な
ラインでもあります・・・・


私は即答しました。

「自動車保険を使って修理して下さい。」


その理由は簡単です。


この法人さん、
それほど資金繰りに余裕がなく、
ここで30万円の資金流出をするくらいなら、
来年の保険料が多少上がっても
負担を先送りした方が
得策だと判断したからです。


ここの法人さんは
定期的にお伺いをして、
月次試算表を拝見しながら
資金繰りの相談等をお受けしており、
厳しい現状を把握しておりました。


そして今期においては、
資金繰り改善のための
幾つかの施策をアドバイスし、
それらを実施した効果が
月次試算表上には
徐々に表れ始めています。


ただ数字上は効果が出始めても、
経営者に資金繰りが楽になったという
実感がまだ持てていない現状で、
30万円の支出はするべきではないと
私は判断しました。


このあたりを電話主の奥様にお伝えし、
自動車保険を使った
修理をオススメして了承を頂きました。


この電話を切ってから思ったのは、
自動車保険という単体だけを見ると
保険を使わずに修理をした方が
契約者にとってはメリットが
あったと思います。


ですが、
法人の経営全体から見渡した時に
果たして本当にどうなのか?を
判断しなければ適切なアドバイスが
出来ないと感じた次第です。


「保険を使って修理をすると損」
というのは「自動車保険あるある」
ですが(笑)保険というは、
有事の際に発生する経済的損失を
補てんする金融商品であるにも関わらず、
保険を使う事が良いかどうかを
契約者が判断出来ない時点で
「自動車保険って一体何なん?」
と改めて思いました(笑)

※これはこの業界に入ってから
ずっと感じている違和感ですが・・・・


そもそも「リスクマネジメント」
という概念から法人をみた時、
リスクをコントロールする費用として
どこまで負担が出来るのか?


もっと言えば、
事業上で抱えるリスクを
自社で保有出来るだけの
財務力があれば
保険を使って転嫁をする
必要が無くなりますから、
その判断を適切にするには、
財務・会計の知識がないと
リスクマネジメントは
語れないという事ですよね・・・

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編┃集┃後┃記┃
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奥田雅也
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